2011年3月11日午後2時46分、太平洋三陸沖を震源とした東北地方太平洋沖地震が発生。
この地震とそれに伴って生じた津波、およびその後の余震は、死者1万5891人、行方不明者2584人、震災関連死3194人という未曽有の大災害(東日本大震災)を引き起こしました。
あれからもう4年。被災された方は、生かされた命を生きるため必至に生きてきた分だけ、あっという間の4年間。
その一方で、あれからまだ4年しか経っていません。不安で不安でどうしようもなく、泣いて、悔しくて、苦悩して過ごした時間は途方もなく長く感じるものです。
復興の歩みは遅く、未だ22万8863人の方が避難生活を余儀なくされています。家を失い、家族や友人を失い、4年経ってもまだそのままの状態の人が大勢います。
他人事と思わず、一人ひとりが関心を持ち続け、関わり続けることが復興と再生を早めます。