昨日の米国株式相場は大幅反発した(DJIA +138.94 @17,995.72, NASDAQ +15.07
@4,942.44)。さらに、ドル円為替レートは121円台後半まで円安になったが、本日の日本株全般は大型株を中心に下げる銘柄数の方が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が739に対して、下落銘柄数は974となった。騰落レシオは123.41%へ少し上げた。東証1部の売買代金は2兆5968億円。
米国株高と円安を受けてTOPIXも日経平均も高く始まったが、すぐに失速し始めて陰線で終えた。TOPIXは終値ベースではまだ10日移動平均線を割り込んでいないが、日経平均は10日移動平均線を割り込み時の利は売り転換した。10月17日を起点として12月8日、1月7日、3月10日を線で結ぶとほぼN字になり、N字目標値は達成したように見える。米国株高と円安のダブル支援材料があっても陰線で下げるとは息切れしてきたか?
TOPIX -7
@1,525
日経平均 -125円
@18,665円
33業種中25業種が下げた。下落率トップ5は、鉱業(1位)、パルプ(2位)、銀行(3位)、水産・農林(4位)、サービス(5位)となった。上昇率トップ3はゴム(1位)、陸運(2位)、空運(3位)となり、共通項は原油安により恩恵を受ける業種ということ。