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【1】今日の相場 **
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◎日経平均
18971.00(+219.16)△1.17%
◎TOPIX
1540.84(+ 17.12)△1.12%
◎売買高概算 21億2844万株
◎売買代金概算 2兆5530億円
◎時価総額 554兆2830億円
◎値上り銘柄数 1166
◎(昨年来)新高値 189
◎値下り銘柄数 549
◎(昨年来)新安値 3
◎変わらず 147
◎騰落レシオ(25日)
126.68% (前日比8.85%上昇)
◎サイコロ(日経平均) 9勝3敗
○○○○●○○○●●○○ 75.0%
◎カイリ率(日経平均)
25日線比+4.29%
75日線比+7.44%
◎為替
(対 ド ル)120.10 (前日比0.31円安)
(対ユーロ)132.31 (前日比0.08円高)
◎出来高上位
1.みずほ <8411>
220.7円(+ 3.0円)20373万株
2.三菱UFJ<8306>
778.5円(+ 21.4円) 8479万株
3.ユニチカ <3103>
56円(+ 2円) 5281万株
4.新日鉄住金<5401>
325.0円(+ 4.1円) 4050万株
5.ヤフー <4689>
468円(- 1.7円) 3072万株
◎売買代金上位
1.日経レバE<1570>
15430円(+ 340円) 1846億円
2.トヨタ自 <7203>
8190円(+ 127円) 704億円
3.三菱UFJ<8306>
778.5円(+ 21.4円) 652億円
4.OLC <4661>
35700円(+ 945円) 601億円
5.三井住友 <8316>
4813.5円(+114.0円) 591億円
◆相場概況
外国証券の寄付前の注文状況・・・売り950万株 買い1610万株
本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅高、前日比219円(1.17%)高の1万8971円と1万9000円に急接近して取引終了です。
昨日に欧州中央銀行(ECB)が国債を買い入れる量的金融緩和策を9日から開始することを決定。これを好感して英FT指数と独DAX指数が史上最高値を更新、NYダウも38ドル高となり、世界的株高の流れから東京市場も朝方から幅広い銘柄に買いが先行。円相場が1ドル=120.10円前後と120円台の円安水準となったことも買いを誘い、その後も引けにかけて腰の強い堅調な推移となっています。尚、今晩10:30には注目の2月の米雇用統計が発表されます。売買代金は概算2兆5530億円、上海総合指数は7ポイント安の3241です。
業種別では、精密、食品、不動産、医薬品、銀行、小売などの上げが目立ちます。
個別銘柄では、国内コンビニエンスストア3位のファミリーMと同4位のサークルKサンクスを傘下に持つユニーGHDが経営統合と報じられたことで業界再編の思惑からコンビニ株が軒並み高。
セブン&アイが182円高の4668円、ローソンは220円高の8070円、ポプラは23円高の540円。ファミリーMは120円安の5370円ですが、ユニーは71円高の737円と10%超の上昇となっています。
ユニー傘下で衣料雑貨専門店を運営するパレモが29円高の307円、ユニーグループでカード事業を手がけるUCSも82円高の982円と大幅高。ユニーの統合後の規模拡大や競争力強化に期待が高まり、傘下企業にも買いが波及しています。
名古屋・大須を本拠とし、中古品や免税販売も手掛けるコメ兵が215円の大幅高で3625円となっています。13時に発表した2月の月次売上高が前年同月比25%増と2014年3月の35%増以来11ヶ月ぶりの高い伸びとなり、好感した買いが膨らんでいます。中華圏の春節休暇の時期となり、訪日観光客の増加で免税品の売上が前年同月の2倍以上に増えています。
太陽誘電が56円高の1576円と昨年来高値を更新するなどアップル関連が上昇。米アップルが3月9日に米サンフランシスコで新製品の発表会を開き、4月に出荷を始める腕時計型端末の詳細な中身が明らかになる見通しです。他にも日本航空電子が83円高の2861円、フォスター電機が87円高の2928円となるなどアップル向け部品を手掛ける銘柄に思惑的な買いが入っています。
調味料最大手の味の素が173.5円高の2548円と大幅高となり、1990年7月以来24年8ヶ月ぶりの高値水準となっています。2月末に食品世界大手の米モンデリーズ・インターナショナルとの合弁会社でコーヒー大手の味の素ゼネラルフーヅ(AGF)を完全子会社化すると発表しており、業績拡大期待が高まっています。
その他、軽井沢などプリンスホテルを運営する西武HDが39円高の3025円、ボーイング関連のナブテスコが90円高の3250円、ジェネリックの日医工が15円高の2562円、ホテルチェーンの「サンルート」を買収の相鉄HDが7円高の588円と上値追いの展開が継続しています。中国人など観光客に人気が高い炊飯ジャーの象印マホービンも59円高の883円と大幅高です。
本日の新高値銘柄は、積水ハ、森永菓、カルビー、ヤクルト、明治HD、キッコーマン、味の素、セブン&アイ、東レ、旭化成、花王、武田薬、日医工、東和薬品、オリエンタルランド、良品計画、三菱商事・・・等々です。
= 象印マホービンが59円高の883円と大幅高!=
炊飯器と言えば「象印」であり、炊飯器の代名詞と言っても過言ではありません。日本人にとって当たり前のブランドですが、今や中国を中心としてアジアに飛躍しようとしています。
2月の春節の大型連休中、同社が得意とする高機能のIH炊飯ジャーが中国人観光客に大人気となっていました。
当時、株価は780円前後でしたが、本日は一気に59円高で883円と上げ幅100円、率にして12%の上昇となってきました。
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【2】主な投資判断 **
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[ドイツ証券]
据置き A
(2193)クックパッド 4,800→ 5,600円
据置き A
(3046)JIN 3,500→ 3,700円
[UBS証券]
据置き A
(1928)積水ハウス 1,800→ 1,900円
[ゴールドマンS証券]
据置き A
(6094)フリークアウト 4,600円
据置き A
(7733)オリンパス 5,960円
据置き A
(9201)日本航空 4,600円
引下げ A→B
(6586)マキタ 6,200円
[野村証券]
据置き A
(1812)鹿島 580→ 650円
据置き A
(4506)大日本住友製薬 1,600→ 2,200円
[三菱UFJMS証券]
据置き A
(5108)ブリヂストン 5,900→ 6,000円
据置き A
(8031)三井物産 1,850→ 1,950円
据置き A
(8058)三菱商事 2,550→ 2,800円
据置き A
(9984)ソフトバンク 10,400→ 8,950円
[みずほ証券]
据置き A
(4503)アステラス製薬 2,050→ 2,300円
据置き A
(8848)レオパレス21 900→ 850円
※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価
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【4】コンビニ各社の規模 **
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本日は業界3位のファミリーマートと同4位のサークルKサンクスを傘下に持つユニー・グループが経営統合に向けて交渉中と報じらましたが、参考までに業界内の順位は下記のようになっています。
<売上高> <店舗数>
セブンイレブン 3兆7812億円 1万7177店
◎F+S 2兆8133億円 1万7465店
ローソン 1兆9453億円 1万2081店
ファミリーマート 1兆8627億円 1万1146店
サークルKサンクス 9506億円 6319店
ミニストップ 3499億円 2138店
※数字は2014年2月期。「F+S」はファミリマートとサークルKサンクスを単純に合算した数字です。
ちなみに、1店舗あたりの1日平均売上高は、セブンイレブンが約66万円、ローソンが約54万円、ファミリーマートが約52万円、サークルKサンクスとミニストップはともに45万円前後で、セブンイレブンが群を抜いています。
1998年10月の1万2800円から2000年4月の2万0800円まで、値幅8000円、率にして62.5%の上昇が、世に言う「IT相場」です。当時の高値を射程に捉えている現在の相場(日経平均)は、2012年6月の8300円から現在の1万8900円まで、値幅で1万0600円、率にして127%(2.27倍)の上昇となっており、IT相場を大きく超える大相場の途上にあります。