半径1km圏内に複数のコンビニがあることは珍しいことではなく、この業界の生き残り競争の激しさは肌で感じます。
加えて最近はドラッグストアと互いの領分を侵しつつ、コーヒーチェーンの領域にも触手を伸ばすなどの動きの他、出店を増やしているディスカウントスーパーとの競合も目立つようになりました。
全国のコンビニの店舗数は約5万2000店。増税後の消費の落ち込みでコンビニ全体の既存店売上高は前年同月に比べ10カ月連続のマイナスとなっています。
ところで、業界最大手のセブンイレブンは本日、空白地帯だった高知県で3店同時に開業しました。今後4年間で同県内に約100店の出店を予定しているそうです。
残る空白県は青森、鳥取、沖縄の3県で、青森県への進出は今夏にも達成する予定です。まるで国盗りゲームのようですが、残る空白県は鳥取と沖縄の2県のみです。