■ テクニカル : 短期トレンドの正念場
目先の強弱感を探る重要指標である10日線(現在18,619円)上を維持して上値模索トレンド回帰 or 日柄調整に移行するか、割り込んで値幅調整トレンド入りするかの正念場。値幅調整の際は、2月安値以降の上昇幅1668円のフィボナッチ押しとなる18,300円または20日線(現在18,224円)の攻防が意識される格好。
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□ 今晩のNY : 経済指標次第では波乱も
ユーロ圏1月小売売上高、米2月ADP雇用報告、地区連銀経済報告(ベージュブック)などの経済指標を睨んだ波乱含みの展開へ。
短期トレンドは利確優位で推移していますので、これらが弱材料視された場合は20日線(18,000ドル水準)までの下ブレに警戒。なお、上ブレ時は18,300ドルが強めの抵抗帯として意識されます。
□ 明日の日本 : 利確賛成ムード ± 外部環境
週初にお伝えした「売り方の踏み上げ一巡」やテクニカル&市場マインドの軟化により、NY高には緩慢に、NY安には過敏に反応する流れがメイン。想定レンジは18,500~18,800円。
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★ 明日の戦略 : 需給不安局面も手順に沿って堂々と!
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明日も以下のイメージにて『世界的なプラスのリスク志向』を生かした大局強気戦略と、短期調整トレンド入りへの備えを並行していきたいところ。。
・ 好トレンド東証主力株の押し目買い狙いが本線。上昇初っ端は買い増しから検討( ≒ 売りすぎ注意)スタンスもそのまま。
・ 中小型株の値幅狙いにとっては面白い環境が続いていますが、市場マインドの軟化により潜在的な売り圧力が高まっているものも少なくありませんので、新規買いは見慣れた銘柄からの選択がおススメ。
・ 週末の米雇用統計を不安定な需給環境で迎えざるを得ないため、明日は「金曜大引け時点での3割+アルファの余力確保」も意識しながらポジションの過不足を調整していってください。
・ 買い増す意欲の湧かないストレス化した銘柄は一旦整理、または手仕舞い条件を厳しめに修正。
『 戦略の有無がリスクとリターンの関係を変える! 』