久々に本を読んだ。トマ・ピケティの新・資本論。本を読んだからと言って株式運用で利益が出せると言うものではないが、知らないより知っていたほうが良いということはある。
r>g 即ち、資本収益率>成長率。
この不等式が意味するものは、過去に蓄積された富が次第に桁外れの規模に達し、自動的に集中していくということで、これが読み取れれば良いのである。
つまり、不平等が拡大することを意味する。平たく言えば、儲かる投資家は一部の大金持ちで多くの零細投資家はやられていく運命にあるということなのかもしれない。反証をしたいものである。零細投資家が大金持ちになれるということもありえるだろう。ウォーレン・バフェットがいるではないか!
今日の一言:信用を得るは難しく、信用を失うのは易し。己が言葉を慎みて信用を保て。