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【1】今日の相場 **
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◎日経平均
18785.79(+200.59)△1.08%
◎TOPIX
1521.68(+ 14.06)△0.93%
◎売買高概算 23億9190万株
◎売買代金概算 2兆5089億円
◎時価総額 547兆0063億円
◎値上り銘柄数 1286
◎(昨年来)新高値 205
◎値下り銘柄数 435
◎(昨年来)新安値 3
◎変わらず 139
◎騰落レシオ(25日)
141.42% (前日比10.88%上昇)
◎サイコロ(日経平均) 8勝4敗
●○●○●○○○○○●○ 66.7%
◎カイリ率(日経平均)
25日線比+4.98%
75日線比+7.29%
◎為替
(対 ド ル)118.93 (前日比0.11円安)
(対ユーロ)135.19 (前日比0.06円安)
◎出来高上位
1.みずほ <8411>
220.1円(+ 1.2円)19228万株
2.三菱UFJ<8306>
786.9円(+ 24.2円)11614万株
3.ユニチカ <3103>
56円(+ 1円) 5619万株
4.ヤフー <4689>
478円(+ 17円) 4947万株
5.三井住友建<1821>
178円(+ 1円) 4724万株
◎売買代金上位
1.日経レバE<1570>
15160円(+ 340円) 1317億円
2.三菱UFJ<8306>
786.9円(+ 24.2円) 898億円
3.ソフトBK<9984>
7436円(+ 121円) 824億円
4.トヨタ自 <7203>
8126円(- 1円) 678億円
5.みずほ <8411>
220.1円(+ 1.2円) 422億円
◆相場概況
外国証券の寄付前の注文状況・・・売り810万株 買い890万株
本日の東京マーケットは日経平均株価が前日比200円(1.08%)高の1万8785円で取引終了、いよいよ1万9000円が視界に入ってきました。昨晩のNYダウが15ドル高で史上最高値を連日で更新、独DAX指数も連日で史上最高値を更新するなど世界的株高の流れを受けて東京市場も朝方から買いが先行。
多くの海外投資家を抱えるゴールドマン・サックス証券が1年後の東証株価数(TOPIX)の目標水準を従来の1650から1770に引き上げたことも海外勢が日本株に対する評価を高めているとの見方に繋がり、加えて昨日に国家公務員の年金資産を運用する国家公務員共済組合連合会が資産構成の目安を見直して国内株式の比率を従来の3倍に増やすと発表したことも買いを誘い、引けにかけて上げ幅を拡大しています。売買代金は概算2兆5089億円、上海総合指数は69ポイント(2.1%)の大幅高で3298です。
業種別では、海運、鉄鋼、石油、非鉄、銀行、証券などの上げが顕著です。
個別銘柄では、中国の春節を祝う大型連休に伴って訪日外国人の来店が大幅に増加。売上げが大幅拡大したことで百貨店株が軒並み高、関連銘柄ど真ん中の三越伊勢丹が19円高の1814円と昨年来高値更新。
大丸と松坂屋が統合のJフロントも大丸心斎橋店など主要店の免税売上高が春節連休中に3~4倍になったことで47円高の1690円と昨年来高値更新、阪急と阪神百貨店が統合のH2Oリテイも53円高の2261円、高島屋も16円高の1099円と値を上げています。
トヨタなどが自動運転車の安全走行のカギを握る技術や部品を共同開発する検討を始めると報じられ、関連銘柄が軒並み高。先進運転支援システムに取り組むJVCケンウッドが5円高の393円、追突防止装置を手掛けるイリソ電子が280円高の8010円。
赤外線センサーを手掛ける日本セラミックが30円高の1642円、先進運転支援システム(ADAS)を手掛けるクラリオンが8円高の398円、車線認識技術に取り組むアイサンテクノロジーも23円高の2585円と値を上げています。
宝船の川崎汽船が16円高の359円となって昨年来高値を更新するなど海運株が軒並み高。郵船が10円高の362円、飯野海運が14円高の656円、商船三井が4円高の431円となっています。鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶバラ積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数に底入れの兆しが見えており、材料視した買いが入っています。
その他、業績改善機期待の高まりでサントリー食品が135円高の4480円と値を上げて上場来の高値を更新、椿山荘と太閤園を擁する藤田観光が3円高の506円、WOWOWが110円高の6170円、プリンスホテルの西武HDが30円高の3035円、ホテルチェーンの「サンルート」を買収の相鉄HDも6円高の598円、Gショック好調のカシオは38円高の2116円と
昨年来高値を更新しています。
本日の新高値銘柄は、鹿島、森永菓、ヤクルト、明治HD、エムスリー、サントリー、三越伊勢丹、帝人、花王、科研薬、住友鉱山、ソニー、TDK、カシオ、村田製作、日産自、いすゞ、三菱UFJ、阪急阪神、川崎汽船、NTT、近鉄エクス、ニトリ・・・等々です。
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【2】主な投資判断 **
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[UBS証券]
据置き A
(5706)三井金属 380→ 350円
据置き A
(5711)三菱マテリアル 430→ 450円
据置き A
(5714)DOWA 1,240→ 1,300円
据置き B
(5713)住友金属鉱山 1,950→ 1,900円
[野村証券]
引下げ A→B
(2501)サッポロ 620→ 450円
引下げ A→B
(2502)アサヒグループ 4,000→ 3,910円
[SMBC日興証券]
引上げ C→B
(5002)昭和シェル 800→ 1,000円
引下げ A→B
(5012)東燃ゼネ石 1,200→ 1,100円
引上げ C→B
(6366)千代田化工 1,060→ 980円
[三菱UFJMS証券]
新 規 A
(7272)ヤマハ発 3,400円
据置き A
(9101)日本郵船 347→ 414円
引下げ B→C
(5007)コスモ石油 150→ 125円
※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価
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【4】2015年のベストカー **
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米大手消費者団体が発行する品質調査専門誌「コンシューマー・リポート」が、恒例の自動車信頼性ランキング(2015年版)を発表しました。
このランキングは、数十回にも及ぶ路上試験を繰り返し、安全性、燃費、快適性、乗り心地などの項目を、同誌が独自に調査した結果に基づいて評価したもので、2015年モデルの部門別ベストカー及び全部門を通じての最優秀車は下記のようになっています。
ちなみにこのランキングは、米消費者の購買動向に大きな影響を及ぼすと言われています。
[車種] [メーカー/ブランド]
<最優秀車> モデルS テスラ
<小型車> インプレッサ 富士重工
<中型セダン> レガシー 富士重工
<大型車> インパラ シボレー(GM)
<高級車> A6 アウディ(VW)
<グリーンカー> プリウス トヨタ
<スポーツセダン> リーガル ビュイック(GM)
<ミニバン> オデッセイ ホンダ
<小型SUV> フォレスター 富士重工
<中型SUV> ハイランダー トヨタ
最優秀に輝いたのは1千万円近くするテスラ・モーターズの電気自動車「モデルS」。日本車は全10部門中、6部門でトップをとっており、日本車に対する信頼度の高さを裏付けています。その中でも「スバリスト」または「スービー」の名で呼ばれる愛好家の存在でも知られるスバル(富士重工)カーへの高評価が際立ちます。
同時に発表された自動車ブランドのランキングでは、トヨタの高級車ブランド「レクサス」が3年連続の首位。2位が「マツダ」、3位が「トヨタ」、4位がフォルクスワーゲン(VW)の高級車ブランド「アウディ」、5位が「スバル」の順となっています。
約7兆6000億円を運用する国家公務員共済組合連合会は、130兆円の資産を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)と同じ資産構成にするため、資産構成の国内株式の比率を従来の8%から25%と3倍に増やします。約18兆9000億円を運用する地方公務員共済組合連合会や約3兆8000億円を運用する日本私立学校振興・共済事業団も近く株式比率の大幅引き上げを発表する見通しです。もちろん、年金運用における株式比率の引き上げは株式相場の下支えとなります。
ちなみに、東証が本日発表した2月第3週(2月16日~20日)の投資部門別株式売買状況によりますと、年金資金の動向を示すとされる信託銀行は434億円の買い越しでした。年明け以降は買い越しが続いており合計の買越額は7472億円に達しています。なお、海外投資家(外国人)は1538億円の買い越しでした。買い越しは2週連続で、買越額は前週の158億円からおよそ10倍に膨らんでいます。