堅調。米スプリントが7%程度の株価上昇となっており、刺激材料と捉えられる格好のようだ。スプリントは、新たにLTEネットワークを900サイト構築すると一部で報じられているほか、コムサットのWiFi通話参入との思惑なども手掛かり材料になっているとの見方があるようだ。
ヤマダ電機(9831):525円(同+29円)
急反発。社長が自社株を買い増しと報じられている。資産管理会社と合わせて発行済み株式数の9.04%を保有していることが明らかになっており、昨年9月末時点での保有比率6.28%から3%弱買い増した計算になるようだ。筆頭株主のエフィッシモが13.16%を保有しており、今後も株式の取得合戦になるといった思惑なども高まりやすいようだ。
ITHD(3626):2054円(同-51円)
続落。みずほ証券では投資判断を「買い」から「中立」に格下げしている。
目標株価は2260円に設定。株価上昇で金融向け需要の拡大は概ね織り込まれたと判断しているもよう。クレジットカードの大型案件は我々の従来想定からは約1年遅れ、規模も縮小する見込みであるようだ。2013年11月以降、株価は大きく上昇して、バリュエーションも相応に回復していると指摘。
トライSTG(2178):1410円(同+41円)
反発。15年2月期の業績予想を修正しており、営業利益見通しは従来の8.17億円から9.08億円に引き上げられた。メディア枠の仕入量適正化によりメディア取引が減少したことや、前期の売上高をけん引した会員誘導型の顧客企業の出稿量が低下したことにより、売上高は想定を下回った。一方、利益率の改善を推進しており、営業プロセス管理やメディア枠の仕入量適正化が順調に進捗したことなどが利益を押し上げた。
トライSTG(2178):1410円(同+41円)
反発。15年2月期の業績予想を修正しており、営業利益見通しは従来の8.17億円から9.08億円に引き上げられた。メディア枠の仕入量適正化によりメディア取引が減少したことや、前期の売上高をけん引した会員誘導型の顧客企業の出稿量が低下したことにより、売上高は想定を下回った。一方、利益率の改善を推進しており、営業プロセス管理やメディア枠の仕入量適正化が順調に進捗したことなどが利益を押し上げた。
大塚家具(8186):1405円(同+300円)
ストップ高。これまで未定としていた今期業績予想のほか、新たに策定した中期経営計画や今期末配当の増額を発表している。15年12月期通期の営業利益は1.10億円の見通しで、前期の4.02億円の赤字から黒字転換を見込む。新中計では「ビジネスモデルの変革」「積極的な株主還元」「開かれたガバナンス」を掲げ、17年12月期の営業利益19億円を目指す。15年12月期末の配当予想については、従来の40.00円から80.00円に引き上げた。
ラクーン(3031):728円(同+87円)
大幅高。28万株、2億円を上限に自己株式取得を実施すると発表している。発行済株式総数(自己株式を除く)の4.8%に相当する。期間は15年2月26日から4月30日まで。なお、同時に発表した14年5月-15年1月期決算は、営業利益が前年同期比38.3%増の2.54億円で着地。同社は1月15日に通期計画を上方修正しており、営業利益3.25億円(前期比31.6%増)を見込んでいる。
マイクロニクス (6871):3540円(同+445円)
大幅高。上期(14年10月-15年3月)業績予想の上方修正を発表しており、好感した買いが膨らんでいる。営業利益見通しは従来の12.00億円から21.00億円(前年同期は16.93億円)へと大幅に引き上げられた。モバイル端末メモリ向けアドバンストプローブカードの需要が堅調に推移しているという。なお、第1四半期(14年10-12月)の営業利益は前年同期比34.4%減の7.41億円だった。