個人的意見ではあるが、値下げ競争の先にはそれほど未来はないというものがある(T_T)
一見すると安くなればなっただけいいではないかと、消費者である我々は考える。
そりゃそうだ!同じものを買うのであれば安い方がいいさ♪
しかし価格戦略はとても重要な事で、 日本企業は値上げを実施した企業の割合が一番少ない国でもある。(;一_一)
「投資マニアさん、でもユニクロやデルは安売りして成功していますよ~」
「他企業が模倣できない圧倒的戦略と競争力があったからこそだ」
真似をしようとしても厳しすぎる。
しかしそのユニクロも、セールを頻発させ過ぎて、今ではセールなしでは利益が取れない状態・・・・詳しくは、販売士3級のテキストをご覧あれ(笑)
利益は
価格×販売数-経費で求める。
それはわかっているはずなのに、不思議なもので、値引きした場合に減る利益と同額の利益減をもたらす販売数量を考えようとしない(ToT)/~~~
これは値段を下げて販売数量を増やし利益を伸ばすという、逆の発想でも実用性はある。
さらに価格の弾力性を考えるとより分かりやすい。
価格を変えた場合、需給は当然変わる。
そこで、需要変化率÷価格変化率でその度合いをはかる事ができる。
売上に及ぼす影響はこれらを使い調べる事ができるのだ。
「投資マニアさん、苦手分野でよくわかりません」
「大丈夫、さらに分かりやすく説明するよ~」
簡単に分けると、シェア追求型か利益追求型にわけれるってこと。
シェア追求型の代表は ゼネラルモーターズで、価格を下げればいいとして、見事に利益率が下がりまくった。失敗例
利益追求型の代表はポルシェで価格を変えずにコストを市場にあわせて変えていった。成功例
市場シェアを獲得するには、利益を最大化させるようにしむけていく必要があり、気がつけばシェア獲得だけがメインとなり、利益を忘れた値下げに踏み切る。
結果企業が企業を巻き込む値下げスパイラルがおこる。
マーケティング
営業
製造
開発
価値の具現化が価格なのではないだろうか。
価格戦略は重要である。
安かろう悪かろうではいけない。
企業の分析も同じく大切なことである。
頑張れ~日本♪