ヒロろんさんのブログ

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概況

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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      

18140.44(+154.67)△0.86%


□ナスダック       

4955.97(+ 31.27)△0.63%


□S&P500      

2110.30(+ 12.85)△0.61%

□ダウ輸送株       

9131.16(+ 54.43)△0.60%


□半導体株(SOX)    

711.25(+  4.29)△0.61%

□NY原油先物(3月限)   

50.34(- 0.82)


□NY 金先物(4月限) 

1204.90(- 2.70)

□バルチック海運指数    

511   (+ 2)

□為替      

(対ドル)119.01(前日比0.19円安)


        

(対ユーロ)135.41(前日比0.47円安)

□CME日経225先物 

18525(+165)※大証先物比



 先週末20日のNY株式市場は、ギリシャ支援延長を好感して上昇。ダウとS&P500は過去最高値更新です。

 この日序盤のNY株式市場は、週末を前に目先の利益を確保する売りで軟調に推移。ギリシャ問題の先行き不透明感や来週のイエレンFRB議長の議会証言を見極めたいとして買いが手控えられたため、ダウは一時100ドル超の下落となりました。

 この日開かれた臨時のユーロ圏財務相会合で、2月末で期限を向えるギリシャへの金融支援を4カ月間延長することで合意したと伝わると市場のムードが好転。買い安心感が広がるとともに引けにかけて上げ幅を拡大し、主要3指数はこの日の高値圏で取引を終了しました。

 ダウは3日ぶりに反発。これまでの最高値だった昨年12月26日の終値を上回り、約2カ月ぶりに過去最高値を更新。S&P500も過去最高値更新。ハイテク株中心のナスダック指数は約1年ぶりの8日連続高で、2000年3月27日以来、約15年ぶりの高値で取引終了です。

 業種別では、ヘルケア(医薬品、医療保険等)、資本財(機械、航空機・防衛関連等)、金融、一般消費財・サービス(小売り、メディア等)などが上昇し、エネルギーが軟調でした。

 個別銘柄では、前日夕に決算を発表した産金のニューモント・マイニングが大幅上昇。百貨店のノードストロームの四半期決算は減益でしたが、減益を見越して下げていたため材料出尽くしで大きく反発。ウォルマートやコストコ、ホームデポなどの小売株が総じて堅調。シティグループやバンカメなどの金融株も全般しっかりでした。

 ハイテクセクターでは、アップルやフェイスブック、マイクロソフト、インテルなどの大型株が上昇。事前予想ほど赤字が拡大しなかった会計ソフトのインテュイットが大幅高。燃料コストの低下による収益改善期待でデルタ航空やユナイテッド・コンチネンタルなどの航空株の上昇も目立ちました。

 ダウ構成銘柄では、ボーイング、ユナイテッドヘル、アメリカン・エクスプレス、ビザ、キャタピラー、ナイキなどが上昇。一方、プロクター&ギャンブル、コカコーラ、トラベラーズ、IBM、AT&Tの5銘柄が小幅安で取引を終了しました。

 NY原油先物(WTI)は、原油在庫の過剰感などが重石となり3日続落。金先物は小反落。バルチック海運指数(BDI)は小幅ながら約1カ月ぶりに2日続けて上昇しました。




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【2】本日の注目点と話題                     **
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 先週末の海外市場は、ダウが最高値更新、S&P500が最高値更新、独DAX指数が最高値更新と好調持続。

 CME日経225先物(円建て)は、先週末の日経平均終値(1万8332円)よりも190円ほど高い1万8525円となっており、本日は2000年5月以来、約15年ぶりに1万8500円トライとなりそうです。


◎日経平均株価と上下の節目
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 2万0000円 2000年4月以来、約15年ぶり大台


 1万8525円※CME日経先物


 1万8500円 心理的節目 


 1万8332円※昨日終値


 1万8202円 窓下限(2月18日高値)


 1万8157円 5日線


 先週末の東京市場は日経平均株価が3日連続高で約15年ぶりの高値を連日更新。ROE(株主資本利益率)重視のJPX日経インデックス400は10日連続高。東証株価指数(TOPIX)は5日連続高で、7年2カ月ぶりの高値水準となっています。

 個別銘柄では、春節関連として百貨店の三越伊勢丹(3099)や空港内で土産物店などを手がけるJALUX(2729)、プリンスホテルなどを運営する西武HD(9024)、椿山荘や太閤園を擁する藤田観光(9722)などが引き続き好調でした。増配を発表した東急建(1720)が大きく値を上げ昨年来高値更新。業績好調の電子部品のアルプス電(6770)も昨年来高値を更新しました。


 本日の予定は、国内では1月20~21日開催分の日銀金融政策決定会合議事要旨、1月の白物家電の出荷実績、1月の全国スーパー売上高など、海外では独IFO企業景況感指数、1月の米中古住宅販売件数などの発表があります。


◎本日のIPO(新規公開)
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 シリコンスタジオ(東マ・3907)公開価格4,900円


 その他のトピックとしては、創薬ベンチャーのそうせいが英同業を450億円で買収、ユーグレナはシェブロンとバイオ燃料、ステラケミファがフッソ化合物3割値上げ、トヨタが燃費40キロの「プリウス」年内投入、TDKが車用センサー本格参入、テルモ7年ぶり最高益、政府が電子カルテを収集分析、米西海岸の港湾再開へ、ミマキエンジが3月末で株式分割、スターバックスが3月23日で上場廃止、蔵王産業は3月13日付で1部指定・・・等々。

 尚、春節(旧正月)のため中国市場は本日も休場です。


◎明日以降の主な予定

 24日(火)

月内最終売買日(2月権利付銘柄)
       

1月の企業向けサービス価格指数
       

イエレンFRB議長が上院で議会証言

 25日(水)

気象庁3カ月予報
       

上海市場が春節明けで取引再開
       

2月の中国製造業PMI速報値
       

1月の米新築住宅販売件数
       

イエレンFRB議長が下院で議会証言

 26日(木)

1月の自動車販売実績
       

1月の米耐久財受注額

 27日(金)

1月のCPIや完全失業率、鉱工業生産指数速報など
       

10~12月期の米GDP改定値
       

2月の米シカゴ購買部協会景気指数



◆今日の高島暦 

 < 相場の波動 > 下げ来りて尚安きは小底日となる

 <相場高低判断> 波乱ありて下げとなる




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【3】心に残る名言                        **
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    行き詰りは展開の一歩である。


                

    吉川 英治






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