概況

ヒロろんさん

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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      
18116.84(- 23.60)▼0.13%

□ナスダック       
4960.97(+  5.00)△0.10%

□S&P500      
2109.66(-  0.64)▼0.03%

□ダウ輸送株       
9143.52(+ 12.36)△0.14%

□半導体株(SOX)    
706.70(-  4.55)▼0.64%

□NY原油先物(4月限)   
49.45(- 1.36)

□NY 金先物(4月限) 
1200.80(- 4.10)

□為替      
(対ドル)118.73(前日比0.47円高)

        
(対ユーロ)135.41(前日比0.03円安)

□CME日経225先物 
18490(+ 30)※大証先物比



 週明け23日のNY株式市場では、様子見ムードで積極的な商いが手控えられた結果、ダウとS&P500は小反落で取引を終了しました。

 先週末の取引でダウが2カ月ぶりに過去最高値を更新、他の株価指数も最高値圏にあり、目先の利益を確保する動きで週明けのNY株式市場は軟調に推移。市場参加者が注目するイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を翌日に控えて買いも手控えられました。

 この日発表された1月の米中古住宅販売件数は9カ月ぶりの低水準となり、住宅市場の回復の鈍さを示唆。原油価格が4日続落となったことやダウ銘柄で航空機大手のボーイングが下げたことも相場を圧迫しました。ただ、積極的に売り込む動きはみられず下値も限定的でした。

 ダウとS&P500は小反落。ナスダック指数はアップルやバイオ医薬品株の上昇に支えられ9日連続上昇、約15年ぶりの高値水準で取引を終了しました。ナスダック指数の9日続伸は2010年の9月以来で、約4年5カ月ぶりの連騰記録です。

 S&P業種別指数では公益(電力等)、ヘルスケア(医薬、医療保険等)、生活必需品(日用品等)が上げています。

 個別銘柄では、約2300億円を投じて欧州にデータセンターを建設すると発表したアップルが買われ、分割調整後の最高値を更新。バイオ医薬品のギリアド・サイエンシズやアムジェン、セルジーンなどが上昇。この日は医薬品セクターでM&A(企業の合併・買収)の報道が相次いだことが刺激材料となっています。

 一方、需要減速などを理由にアナリストが投資判断を引き下げたボーイングが売られ、原油安によりエクソンモービルやシュブロンなどのエネルギー株が下落したことも相場を圧迫。バンカメやモルガン・スタンレーなどの金融株が下げ、インテルやグーグル、フェイスブックなどのハイテク株も軟調でした。

 ダウ構成銘柄では、ユナイテッドヘルスを筆頭に、デュポン、マイクロソフト、プロクター&ギャンブルなどが高く、ボーイング、インテル、キャタピラー、エクソンモービルなどが下げました。

 この日から取引の中心が4月物となったNY原油先物(WTI)は7営業日ぶりに50ドル割れ。リビア東部の主要港が約1年ぶりに原油輸出を再開したことなどが重石となりました。金先物は買いが手控えられ続落しています。





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【2】本日の注目点と話題                     **
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 NY株は高安まちまちでしたが、欧州を代表する独DAX指数は連日で最高値を更新。CME日経225先物(円建て)は1万8490円で、昨日の東京市場の日経平均株価の終値1万8466円と比べ20円ほど高い水準です。


◎日経平均株価と上下の節目
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 2万0000円 2000年4月以来、約15年ぶり大台

 1万8500円 心理的節目

 1万8490円※CME日経先物

 1万8466円※昨日終値

 1万8360円 窓下限(2月20日高値)

 1万8250円 5日線

 1万8202円 窓下限(2月18日高値)


 昨日の東京市場は、日経平均株価が4日連続高で約15年ぶりの高値を連日更新。ROE(株主資本利益率)重視のJPX日経インデックス400は11日連続高。東証株価指数(TOPIX)は6日連続高で、7年2カ月ぶりの高値水準となっています。

 昨日時点の騰落レシオは141%で、昨年12月4日以来の高水準となってます。

 個別銘柄では、自動車の先進運転支援システムの関連銘柄としてJVCケンウッド(6632)、景気回復による配送需要の拡大期待でヤマトHD(9064)、Gショックの世界販売が好調のカシオ(6952)、カタール鉄道から地下鉄システムの受注内示を受けた近畿車両(7122)などが物色され、
大成建設(1801)や大林組(1802)、東洋建設(1890)などの建設株の上昇も目立ちました。





 本日の予定は、

◎1月の企業向けサービス価格指数(発表時刻8:50)
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 12月は前年同月比3.6%上昇、消費税率引き上げを除く伸び率は0.9%でしたが、事前予想は1月も3.6%上昇(消費税の影響除き0.9%)で、前月から横ばいとの見方が大勢です。


 その他、本日は月内最終売買日となります。海外では12月の米S&Pケース・シラー住宅価格指数や2月の米消費者信頼感指数の発表があります。

 注目はイエレンFRB議長が上院で行う議会証言です。利上げ開始は今年6月からというのがこれまでのコンセンサス(市場の一致した見方)でしたが、先日公表の議事要旨からFRBは早急な利上げに慎重で、利上げは6月より後にずれるとの見方も浮上しており、今晩のイエレン議長の発言は利上げ時期を探る上で注目度が高くなっています。



◎本日の主な決算発表
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 15:30 アインファーマシーズ(9627)


 海外では、NY市場の取引開始前にホームセンター大手でダウ銘柄のホームデポと百貨店のメーシーズ、取引終了後にITのヒューレット・パッカードの決算発表が予定されています。


 その他のトピックとしては、ANAがスカイマーク支援に名乗り、日立が伊社鉄道事業買収で合意、帝人が医療機器メーカーに出資、旭化成が米電池材料メーカーを買収、ココカラは日本郵便と組み医薬品通販、丸大食は伊藤忠に自社株割り当て、浜ゴムや長大が自社株取得枠設定、トーカイやクレスコが配当増額、エイジアは株主優待制度を新設、ライトオンの2月売上高が5カ月ぶり増、ジンズメイトと西松屋チェの2月売上高が2カ月ぶり増、大和ハ5期連続最高益、カシオ国内生産6割増、3メガ銀ベア上乗せ・・・等々。


 尚、春節(旧正月)のため中国市場は休場です。


◎明日以降の主な予定

 25日(水)
2月決算銘柄の権利落ち
       
気象庁3カ月予報
       
上海市場が春節明けで取引再開
       
2月の中国製造業PMI速報値
       
1月の米新築住宅販売件数
       
イエレンFRB議長が下院で議会証言

 26日(木)
1月の自動車販売実績
       
1月の米耐久財受注額

 27日(金)
1月のCPIや完全失業率、鉱工業生産指数速報など
       
10~12月期の米GDP改定値
       
2月の米シカゴ購買部協会景気指数



◆今日の高島暦 

 < 相場の波動 >
前日の足取りに逆行して動く日

 <相場高低判断>
当分の高値あらん




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【3】心に残る名言                        **
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