着実な上昇局面である「株価サイクル3」

優利加さん
優利加さん

昨日の米国株式相場は上げた(DJIA +28.23 @18,047.58, NASDAQ +5.43
@4,899.27)。ギリシャがEUに対して金融支援延長を申請したとの報道があった。これでギリシャのEU離脱の可能性が低くなったことを市場は好感した。東証1部では、上昇銘柄数が1,319に対して、下落銘柄数は426となった。騰落レシオは126.50%へ上昇した。当面の高値警戒が意識され始めるが、近年は140%台まで上がることも珍しくなくなってきた。東証1部の売買代金は2兆8050億円。 

米国株高とギリシャのEU離脱懸念の後退により、TOPIXも日経平均も「強気レクタングル」の上限を明確に上放れした。株価は上向きの10日移動平均線の上にあり、それに上向きの25日及び60日移動平均線が続いている。着実な上昇局面である「株価サイクル3」(「生涯現役の株式トレード技術 海図編」p210)に当たる。不安要因は停戦合意が守られないウクライナ情勢か。

TOPIX
+21 @1,483
日経平均 +212円
@18,199円

33業種中29業種が上げた。上昇率トップ5は、銀行(1位)、精密機器(2位)、証券(3位)、ガラス・土石(4位)、電気機器(5位)となった。


優利加さんのブログ一覧