■ テクニカル : ボックス上放れ気配
昨年12月以降のボックス上限18,000円上放れにより、18,500円トライが意識される格好。目先の下値は5日線が控える18,000円どころが軽め、10日線が控える17,800円台前半が強めの抵抗帯に。
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□ 今晩のNY : 上昇トレンド内の上下
債券売り(利回り上昇)を伴った直近の株高が「ビッグマネーのプラスのリスク志向の強まり」を示唆していますので、本日もジリ高上値模索トレンドの継続が本線。
ここに、1月住宅着工件数やFOMC議事録の内容次第を加減した17,900~18,150ドルレンジでの推移が想定されます。
□ 明日の日本 : 一方向に振れやすく
NY上昇の場合は買い一巡後、引けにかけても先物主導で上値を試す展開がメイン。反対にNY急落の場合は売り一巡後も弱含む流れに警戒したいところ。
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★ 明日の戦略 :「マクロ情勢 ≠ マーケット」の強気継続!
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NY堅調時には、月末にかけての「18,500円トライ」を念頭に、余力残し17,800円台までの買い下がり、上昇トレンド銘柄の早売り注意を継続。
NY急落時には、寄り付きからの下落過程を強引に買い向かう事はせず、落ち着きどころを確かめながら買い増しを計るスタンスで。
□ ギリシャ問題の捉え方
(1)当事者でさえもデフォルトの有無と規模、支援策の内容と合意時期について見通しが立っていないように、多種多様のシナリオが想定される現状でのピンポイントでの予測は極めて難解。
よって、これら政治情勢の先読みに労力を使って偏った戦略で臨むよりは、肩の力を抜いた以下のイメージで。
(2)『相場の事は相場に聞け』・・・懸念を抱えながらの上昇を‘株価の誤り’としたり、値ごろ感て逆張るよりも、トレンド重視の強気スタンス継続の方が 今までも将来的にも確率は上。
※ もちろん、「余力維持やテクニカル陰転時の慎重度アップ」などでの下ブレヘッジはお忘れなく。
『 悩み・迷いには具体的な戦略で対処! 』