再度の宝石ネタで恐縮ですが、昨日、テレビを見ていたら結婚式で新郎がウエディングドレス姿の花嫁の指に結婚指輪をはめているシーンが映ってました。ところがよく見るとその指輪はゴールドだったんです。珍しいなあと、思わず画面に見入ってしまいました。
新婚さんの「純潔、清楚」というイメージからすれば白色のプラチナがふさわしいと思うのですが、プラチナは値段が高いから、薄給の今の若者には手が届かないのでしょうか。でも、安いだけならホワイトゴールドを選ぶっていう手もありますよね。ということは、今の若者はあまりそういうところにはこだわらず、単に自分の好きな色を選んでいるだけなんでしょうね。
ただ、この歳になって思うんです。白色のアクセサリーが似合うのは若いうちだけなんだなあと。20代なら「清楚」でもいいでしょうけど、60代にでもなったら「私はこんなに豊かな人生を歩んでます」ってオーラを放つことが必要なのではないかと。歳をとっても自分の「色」を出せないと、あなたは今まで何を生きてきたんだというイメージを持たれてしまうのではないか、と。