項目が多く見映えの良い大改革の中身は?

ニッパチの星さん
政府の施政方針演説は、野党の専売特許まで取り込んだ、国民には一見良いことばかりの様なイメージを受けるが、投資関係の甘い勧誘と同様で安易に信用すると間違った判断をするかもしれません。
施政方針演説に無い実施事項で懸念される事項や、地方選挙後に実施しようとしていることを含め、出来れば国民が懸念している負担増加やリスクが高くなるような事項に的を絞り、丁寧に説明して頂き、国民が安心できるように国会で充分に議論して頂きたいと思います。
恐らく野党の殆どの方々は以前の野党とは異なり、国民の信頼を得、支持率アップを計る為、暴走気味の政府を冷静に抑え、的を絞り、前向きで建設的な意見が多くなり、以前のように国益を無視し、政府批判を繰り返すといった姿勢はとらないものと予想します。
従って国会中継中に政治不信で、日本株暴落という事象やマスコミが政治不信を煽り設備投資・消費マインドを悪化させるようなことは無いものと予想されます。
とにかく国会審議を見守りたいと思います。
尚、株式投資に関しては、経済指標は前年度の駆け込み需要の影響で、3月までは前年度比は大幅に悪化する可能性が有り、前月比や季節性を考慮し判断し対応することが肝要と考えます。

政府には継続して日・中と日・韓の関係改善に最大限の努力をされることを希望します。関係改善が進展すれば、国内外の投資家の信頼が回復し、設備投資・消費マインドは良化するものと考えられ、日本は繁栄するものと予想します。またその良い影響を受けて、南北朝鮮の関係改善が進めば拉致問題も一挙に解決するように思われます。素人考えですが南北朝鮮の国民はドイツ統一の成功例を参考にすれば関係改善が進展すると思います。

追伸(先週と一部修正を除きほぼ同一)

今後の日本株価が短期的にはどうなるか全く解りませんが、中長期的には異次元の金融緩和の影響でほぼ確実にTOPIXは1700程度まで上昇するものと思われます。但し、外交、国内政治、外部環境の変化等により、大きく変動する可能性があると考えます。従って、割安と考えられるものの押し目をコツコツと買い(目標まで上昇したものはコツコツと利益確定)たいと思います。但し何があるか解らないので、信用余力が100%を割った場合は、慎重に投資を行うことが無駄な損切りを抑えるのに有効だと考えます。信用需給のトレンドは2004~5年と近似しており今後どうなるか注目しています。最悪、2013年の6月7日TOPIX=1033近くまで低下する可能性は有りえますが、それ以上の下落は政府や日銀が何としても阻止するものと考えます。EUが利下げを実施しましたが、今後、思惑通りデフレは回避出来るが、ユーロ安にはならないものと予想します。利下げして5か月経過しました。そろそろ商品価格に変化が出てきてもよいと考えます。(転換点はリーマンショックと同じ5か月目か?)


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