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前場に注目すべき3つのポイント


13日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:業績等を再評価した物色なども意識
■外資系証券の注文動向:差し引き80万株の売り越し
■前場の注目材料:日銀関係者「追加緩和は逆効果、10月緩和は消費者マインドに悪
影響」

■業績等を再評価した物色なども意識

☆日経225想定レンジ:上限18050円-下限17850円

13日の東京市場は、高値圏でのこう着感の強い相場展開になりそうである。12日の米国市場では、ユーロ圏財務相会合延長とウクライナ停戦合意が好感され、NYダウは100ドル超の上昇となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比55円高の17925円となり、日経平均は18000円近辺での攻防になりそうだ。

また、米小売売上高が予想を下回ったことから、米利上げ観測が後退しており、これにより円相場は1ドル119円台前半と、前日からはやや円高に振れている。そのため、輸出関連への物色についても利益確定の流れに向かいやすい面があるだろう。週末要因もあって様子見ムードも次第に強まってきそうだ。

なお、本日はオプションSQとなるが、若干ながら買い越しとの観測。SQ値が下値支持線として意識されるかが注目されるところである。また、決算発表が終盤を迎えており、300社程度の発表が予定されている。ピークを通過することにより、今後は改めて業績等を再評価した物色なども意識されてきそうである。

今回の決算では自社株買いや増配といった株主政策の発表が目立っている。米投資ファンドによるファナック(6954)への自社株買い提案送付など、海外勢による日本株への関心の高まりなども先高期待につながる。押し目買い意欲は強そうだ。


■外資系証券の注文動向:差し引き80万株の売り越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1100万株、買い1020万株、差し引き80万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

2月5日(木):600万株の買い越し
2月6日(金):40万株の売り越し
2月9日(月):860万株の買い越し
2月10日(火):200万株の売り越し
2月12日(木):200万株の買い越し

■前場の注目材料

・日銀関係者「追加緩和は逆効果、10月緩和は消費者マインドに悪影響」

・日銀の追加緩和期待後退による円安一服で引き続き内需系銘柄への見直しに関心

・水素ステーション、トヨタなどメーカー3社補助へ

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:30 閣議後、閣僚会見予定
08:50 前週分対外対内証券売買
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