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前場に注目すべき3つのポイント

~KeePer技研が東証マザーズに新規上場
12日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:ハイテク主導で日経平均18000円回復か
■外資系証券の注文動向:差し引き200万株の買い越し
■前場の注目材料:KeePer技研(6036)が東証マザーズに新規上場(公開価格:2120
円)

■ハイテク主導で日経平均18000円回復か

12日の東京市場は堅調な展開が見込まれる。11日の米国市場はギリシャ問題を背景に、ユーロ圏財務相会合を見極めたいとのムードから、まちまちの展開。原油先物相場が下落したことにより、エネルギー株が下落したことも嫌気された。一方で、円相場は1ヶ月ぶりに1ドル120円台を回復する中、シカゴ日経225先物清算値は大阪比370円高の18010円と節目の18000円に乗せてきており、日経平均はこれにサヤ寄せする格好でのギャップ・アップから始まろう。

為替の円安基調のほか、米国ではハイテクセクターの上昇が目立っている。また、米アップルの時価総額が10日、米国企業として終値ベースで初めて7000億ドルを突破したほか、11日にはJPモルガンなどによる目標株価引き上げも観測されており、ハイテク株への支援材料になるだろう。

ただし、ギャップ・アップで18000円を回復してくる可能性が高い中、買い一巡後はこう着感が強まりやすい。ギリシャとユーロ圏は救済延長に向けて動いており、合意形成への期待が高まるものの、ユーロ圏財務相会合の行方を見極めたいとのムードも強まりやすいとみられる。そのため、買い一巡後は決算等を手掛かりにした個別物色に向かいやすいだろう。また、KeePer技研が東証マザーズに新規上場する。今年初のIPOということもあり、値幅取り狙いの資金が向かいやすい。

■外資系証券の注文動向:差し引き200万株の買い越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り880万株、買い1080万株、差し引き200万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

2月4日(水):50万株の売り越し
2月5日(木):600万株の買い越し
2月6日(金):40万株の売り越し
2月9日(月):860万株の買い越し
2月10日(火):200万株の売り越し

■前場の注目材料

・米国債券利回り上昇などによるドル買い、ドル・円が120円台に
・米ADR、トヨタ(7203)、キャノン(7751)、京セラ(6971)など全般上昇
・KeePer技研(6036)が東証マザーズに新規上場(公開価格:2120円)

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:50 1月企業物価指数(前年比予想:+1.1%、12月:+1.9%)
08:50 12月機械受注(前月比予想:+2.3%、11月:+1.3%)
09:40 麻生財務相(閣議後)会見

<海外>

09:01 英・1月RICS住宅価格(予想:12%、12月:11%)
09:30 豪・1月失業率(予想:6.2%、12月:6.1%)
09:30 豪・1月雇用者数増減(予想:-0.5万人、12月:+3.74万人)
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