ヒロろんさんのブログ

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本日の市況


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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  
17652.68(- 59.25)▼0.33%

◎TOPIX  
1427.72(+  2.80)△0.20%

◎売買高概算   20億0475万株
◎売買代金概算   2兆1654億円
◎時価総額   513兆9835億円

◎値上り銘柄数 906  
◎(年初来)新高値 83
◎値下り銘柄数 819  
◎(年初来)新安値  8
◎変わらず   137

◎騰落レシオ(25日)103.05%

◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 
●○○●○●●○●○○● 50.0%

◎カイリ率(日経平均) 
25日線比+1.71% 
75日線比+3.21%

◎為替  
(対ドル) 118.57 
(対ユーロ)134.32

◎出来高上位

1.みずほ  <8411>
199.9円(±   0円) 91,129千株

2.三菱UFJ<8306>
683.3円(+ 3.4円) 40,142千株

3.ヤマダ電 <9831>  
475円(+  32円) 38,001千株

4.日立   <6501>
792.0円(- 6.7円) 36,368千株

5.三井住友T<8309>
446.1円(+ 6.1円) 28,837千株

◎売買代金上位    (円)

1.日経レバE<1570>
13360円(-  80円) 95,105百万

2.トヨタ自 <7203> 
7713円(+  13円) 45,726百万

3.NTT  <9432> 
7314円(+ 102円) 36,919百万

4.ファナック<6954>
20755円(+ 720円) 35,041百万

5.ダイキン <6367> 
7676円(- 450円) 33,791百万



◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1040万株 買い840万株

 本日の東京マーケットは、日経平均株価が前日比59円(0.33%)安の1万7652円で取引終了です。

 昨晩のNYダウが95ドル安となったこと、円相場がやや円高に振れたことを嫌気し、加えてギリシャ債務問題に対する警戒感も意識され、朝方から売りが先行。10:48には下げ幅が161円となって1万7550円まで下押しする場面がありました。ただ、米オバマ政権がギリシャ発の欧州不安再燃を防ぐためにEU側に働きかけるとの見方が台頭。売り一巡後は引けにかけて下げ幅を縮小しています。売買代金は概算2兆1654億円、上海総合指数は46ポイント(1.5%)の大幅高で3141です。

 業種別では、石油、電力ガス、空運、陸運、食品などが高く、機械、非鉄、海運、鉄鋼などが下げています。

 個別銘柄では、臨床検査薬・試薬製造の医学生物学研究所がストップ高、80円高の503円となっています。昨日の引け後に筆頭株主のJSRが医学生物株をTOBすると発表。買付価格は前日終値を42%上回る600円としており、サヤ寄せする形で買いが集まっています。JSRは既に33.18%を所有しています。

 ジェネリック関連が軒並み高。東和薬品が3日連続高で500円高の5980円、沢井製薬が160円高の7480円、日医工が17円高の2217円といずれも昨年来高値を更新です。尚、東和薬品は今3月期の連結純利益見通しを前期比35%増の80億円と従来計画53億円から大幅上方修正しています。営業利益も100億円と従来計画78億円から大幅に拡大する見通しです。

 大手ゼネコンの鹿島が29円高の484円と値を飛ばしています。13:30に4~12月期の連結純利益が前年同期比69%増の235億円と発表。既に今3月期通期の会社計画140億円を達成しており、好感した買いが膨らんでいます。

 その他、NC(数値制御)装置世界首位のファナックが720円高の2万0755円、昨日338円の大幅高のNTTが本日も102円高の7314円、JR東日本が170円高の9310円、軽井沢などプリンスホテルの西武HDが52円高の2839円。

 通期連結営業利益計画を従来計画39億円から53億円へ上方修正した東急建設が42円高の636円、ジェネリックも手掛ける科研製薬が170円高の3330円と昨年来高値を更新、同じくキョーリン製薬も119円高の2607円と値を飛ばしています。

 本日の新高値銘柄は、東急建、一休、キリン、住友化、四国化、科研薬、参天薬、日医工、東和薬品、沢井薬、キョーリンHD、NTT・・・等々です。



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【2】主な材料                          **
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・トヨタ自、3月29日に個人向け投資家説明会 同社初

・12月の第3次産業活動指数、前月に比べ0.3%低下

・清水建、今期の利益見通しを上方修正 9年ぶり増配も

・ツルハ子会社の調剤薬局、薬剤服用歴17万件を未記載

・マクドナルド、業績悪化でフランチャイジー離反の懸念

・タカタ製エアバッグの金属片で死亡 米当局が検視報告

・米クアルコム、中国当局に約1150億円の罰金支払い

・米マクドナルド、1月の世界の既存店売上高1.8%減




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【3】主な投資判断                        **
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[ドイツ証券]
 引下げ A→B
(7261)マツダ  2,475円

[UBS証券]
 据置き   A
(6361)荏原  750→ 680円

 据置き   A
(7735)SCREEN  930→ 890円

 引下げ A→B
(5463)丸一鋼管  2,850→ 2,800円

 据置き   C
(9062)日本通運  350→ 420円

[ゴールドマンS証券]
 据置き   A
(4732)USS  2,050円

 据置き   A
(6367)ダイキン工業  9,300円

[野村証券]
 据置き   A
(2400)メッセージ  4,200→ 4,600円

 据置き   A
(7201)日産自動車  1,400→ 1,500円

 据置き   A
(7261)マツダ  4,000→ 3,700円

[みずほ証券]
 据置き   A
(2914)JT  4,150→ 4,000円

 据置き   A
(6832)アオイ電子  6,200→ 6,600円

 据置き   A
(9989)サンドラッグ  5,800→ 6,500円

[三菱UFJMS証券]
 据置き   A
(8036)日立ハイテク  4,150→ 4,230円

[大和証券]
 引上げ 3→2
(6472)NTN  520→ 600円

 据置き   2
(2193)クックパッド  4,210→ 5,400円

※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【4】ESPフォーキャスト                    **
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 比較的新しいマクロ経済指標でありながら注目度が高い「ESPフォーキャスト調査」について簡単にご説明させていただきます。

 この調査は、国内外の財政・金融・経済問題について調査・研究を行っている民間研究機関の日本経済研究センターが、エコノミスト約40名から主要な経済指標(成長率、消費者物価、失業率、円レートなど)の予想を聞き、それを集計して毎月公表するもので、アメリカにおけるエコノミスト予測集計をモデルにしています。

 ちなみにESPとは経済(Economy)、社会(Society)、政策(Policy)の略で、フォーキャストは「予想」。毎月の調査・発表のため、足元の経済状況を反映した速報性の高い指標となっています。

 ESPフォーキャスト調査の結果(予想の平均値)は、エコノミストあるいは市場の一致した見方(コンセンサス)として捉えられ、経済の先行きのイメージが明瞭に把握できるのが特徴です。


 なお、本日発表のESPフォーキャスト2月調査では、2015年1~3月期の実質GDP成長率見通しを前期比年率2.21%とし、前月調査の2.17%から小幅に上方修正。2015年度の実質成長率見通しも前月調査の1.75%から1.85%に上方修正しています。

 消費者物価上昇率に関してESPの15年度予測は0.59%で、日銀予測の1%を大きく下回っています。




 本日発表の中国の1月の消費者物価指数(CPI)は0.8%%上昇で、09年11月以来、5年2カ月ぶりの1%割れ。同月の卸売物価指数は4.3%下落で、5年3カ月ぶりの落ち込みとなりました。これ自体は需要低迷と景気減速を示していますが、中国当局が景気テコ入れで追加の金融緩和に踏み切るとの観測から上海総合指数は大幅高となっています。
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