第66回さっぽろ雪まつりが開幕しました。昨年大ヒットした「妖怪ウォッチ」や「アナと雪の女王」などの他、今年12月公開予定の映画「スター・ウォーズ」のキャラクターなど大中小計207基の氷雪像が出来栄えを競っています。
昨年は期間中240万人が来場したそうですが、今年も来週水曜日の最終日までに200万人超の来場が見込まれています。
ところで、観光立国を目指す政府の政策や円安の追い風もあって外国人観光客は増加の一途で、富士山や浅草といった日本を代表する観光地の他、秋葉原、銀座などの商業地では外国人の多さに驚きます。
富士山や浅草などは日本的な自然や文化そのものが魅力となっていますが、秋葉原では家電の品質の高さと種類の多さ、銀座には偽物のブランド品がないという信頼感、こういったことも観光資源の一つとなっています。
雪まつりがそうであるように「雪」も観光資源の一つです。バブル崩壊以降、スキー場は長い間厳しい経営を強いられてきましたが、例えば北海道のニセコや長野の白馬などのスキー場には海外からスキー客が押し寄せ、海外のスキーリゾートのような趣となっています。
ニセコなどにみられる、水分が少なく、細かく軽く、ふわふわした日本の雪質は「世界屈指」で、雪に魅せられてリピーターとなる外国人も多いそうです。