現在の世界情勢を見たら中東地域のほぼ全域で戦闘が行われている。
イラクやシリアなどが特に深刻だ。またリビアは各武装勢力が蜂起し政府が機能しない状態が続く。
アフリカ中央地域ではボコハラムが戦闘を繰り広げ住民を虐殺する。イエメンではアルカイダ勢力が伸長しクーデターが起きた。
そして今深刻化しているのがウクライナだ。ウクライナ東部2州にロシア正規軍が義勇軍と名を変えて最新の軍備を導入して政府軍を圧倒している。
政府は国家総動員体制を取ろうとしているが、タダでさえ苦しい国家財政が一層窮している。
ウクライナ戦争が始まってから死者は5000人を超えて来た。
住民自治に名を借りたロシアの領土的野心は歴史が示す通り伝統的欲望だ。
北方領土も返還の可能性は全くないと考えてまず間違いはない。
盗る事はあっても返す事はしない国だからね。
このロシアを追いこむに一番有効なのが、国家収入の4割を占める原油価格を下げる事にある。
今夜の原油価格がまた下がり50ドルを割り込む水準に落ちた。
サウジと米国だけが単純な市場争いをしている訳ではなく、その後ろにロシアの勢力を削ぐ深謀遠慮があると考える方が良い。
これだけ世界が複雑化しているのに、株価だけがすんなり順調に上がり続けるのか疑問を感じる。
多くの要因をネタに(▼▼メ)が、いつなん時仕掛けを行うかわかったものではないな~