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【1】今日の相場 **
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◎日経平均
17678.74(+342.89)△1.98%
◎TOPIX
1417.00(+ 24.61)△1.77%
◎売買高概算 27億2707万株
◎売買代金概算 2兆8072億円
◎時価総額 510兆2212億円
◎値上り銘柄数 1542
◎(年初来)新高値 73
◎値下り銘柄数 250
◎(年初来)新安値 8
◎変わらず 70
◎騰落レシオ(25日)104.74%
◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗
○●○○●○○●○●●○ 58.3%
◎カイリ率(日経平均)
25日線比+1.89%
75日線比+4.27%
◎為替
(対ドル) 117.65
(対ユーロ)134.87
◎出来高上位
1.みずほ <8411>
193.4円(+ 2.4円)193,831千株
2.三菱UFJ<8306>
654.1円(+32.1円)118,064千株
3.スカイマーク<9204>
28円(- 2円) 80,228千株
4.新日鉄住金<5401>
287.6円(+ 8.1円) 49,582千株
5.三菱重工 <7011>
632.4円(-16.7円) 41,298千株
◎売買代金上位 (円)
1.日経レバE<1570>
13390円(+ 490円)170,426百万
2.三菱UFJ<8306>
654.1円(+32.1円) 77,204百万
3.トヨタ自 <7203>
7728円(+ 178円) 73,544百万
4.三井住友 <8316>
4018.5円(+106.0円)49,544百万
5.ソフトBK<9984>
7032円(+ 75円) 44,974百万
◆相場概況
外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1500万株 買い1450万株
本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅高、前日比342円(1.98%)高の1万7678円で取引終了です。
昨晩のNYダウがギリシャ懸念の後退や原油高を好感して305ドルの大幅高となったことを好感して朝方から幅広い銘柄に買いが先行。12:30には上げ幅407円と400円を超える場面がありました。三菱UFJが大商いで値を飛ばすなど銀行株や新日鉄住金など大手鉄鋼株といった主力株が上昇していることも買い安心感を誘い、ほぼ終日高い水準での値動きとなっています。売買代金は概算2兆8072億円と増加し、上海総合指数は30ポイント(0.9%)安の3174です。
業種別では、保険、倉庫、鉄鋼、商社、銀行、自動車、不動産などの上げが目立ちます。
個別銘柄では、昨晩のNY市場で原油価格が大幅高。3.48ドル高の1バレル=53.05ドルと4日連続の上昇となっており、これまで売り込まれていたエネルギー関連が軒並み上昇しています。エネルギー関連の代表格の三菱商事が102円高の2216円と値を飛ばし、国際帝石が35.5円高の1417円、石油資源が85円高の3785円、日本海洋掘削が45円高の4375円。
JXも5.2円高の457.4円、出光興産も27円高の2090円と値を上げ、原油価格が上昇に転じたことで採算改善に繋がるとの期待感から買いが入っています。
新日鉄住金が8.1円高の287.6円、JFEが112.5円高の2591.5円、神戸製鋼が7円高の207円と鉄鋼大手が上昇。昨日までに発表された大手3社の業績は鉄鉱石などの原料価格の下落や円安効果などを受けていずれも営業増益。PERで10倍台前半から半ばと割安感もあり、先高を期待した値ごろ感からの買いが入っています。
カテーテルなど心臓血管領域分野に強いテルモが180円高の3100円と値を上げ、連日で昨年来高値を更新。昨日の引け後に2014年4~12月期の連結経常利益が18%増の586億円と発表し、業績拡大を好感した買いが入っています。主力のカテーテルの販売が海外で伸びています。
三菱UFJが1億1800万株の大商いで32.1円高の654.1円と大幅高。昨日の引け後に14年4~12月期純利益が前年同期比18%増の9269億円と発表。3年ぶりに最高益を更新となり、好業績を好感した買いが膨らんでいます。海外で手掛けた積極的なM&A戦略が奏功し、持ち分法適用会社の米モルガン・スタンレーと子会社の米中堅銀行、タイの銀行の合計で純利益の約2割を稼いでいます。
その他、ジェネリックの日医工が34円高の2124円と上値追いの展開継続、インバウンド(外国人観光客)消費関連で三越伊勢丹も34円高の1726円、JR東日本が278円高の9408円、セラミックコンデンサーの村田製作が340円高の1万2930円、軽井沢プリンスなどを手掛ける西武HDも82円高の2801円と値を飛ばしています。
本日の新高値銘柄は、亀田菓、帝人、日立化、テルモ、参天薬、WOWOW、イハラケミカル、ファミリーM、デサント、H2Oリテイ、東急電、JR西、宇徳、上組、東京ガス、NTTデータ・・・等々です。
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【2】主な材料 **
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・長期金利、一時0.375% 1カ月半ぶりの高い水準
・生活保護世帯、7カ月ぶり減少も依然高水準 11月時
・14年の賃金、4年ぶり増 物価影響除けば2.5%減
・トヨタ、通期予想を上方修正 増益幅拡大 最高益更新
・富士重、通期予想を上方修正 22%増益で最高益更新
・三井物産、今期9%減益 増益予想から一転 原油安で
・JXの通期、最終損益が2100億円の赤字 原油安で
・米S&P、欧州の大手6行を格下げ 新規制の導入受け
・1月の米新車販売、前年比13.7%増 大型車が牽引
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【3】主な投資判断 **
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[ドイツ証券]
据置き A
(6752)パナソニック 1,700円
据置き A
(6902)デンソー 6,400円
据置き A
(8306)三菱UFJ 925円
[モルガンSMUFJ証券]
据置き A
(4528)小野薬品 12,300→13,500円
据置き A
(4536)参天製薬 7,600→ 8,300円
据置き A
(9201)JAL 4,600→ 4,700円
[野村証券]
据置き A
(3401)帝人 410→ 450円
引上げ B→A
(4021)日産化学 2,400→ 2,500円
据置き A
(7013)IHI 650→ 680円
[SMBC日興証券]
据置き A
(6963)ローム 8,400円
据置き A
(8056)日本ユニシス 1,300円
据置き A
(9744)メイテック 4,000円
[三菱UFJMS証券]
据置き A
(6762)TDK 9,300円
据置き A
(6981)村田製作所 16,000円
[みずほ証券]
据置き A
(6954)ファナック 25,100→25,600円
※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価
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【4】強気派と弱気派と欲張り **
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『 ブルもベアも儲けることができる。
しかしホッグだけは決して儲からない。』
ブル(牛)は戦う時に下から角を突き上げることから強気筋(相場上昇を見込む投資家)を象徴し、ベア(熊)は腕を上から振り下ろして攻撃することから弱気筋(相場下落を見込む投資家)を意味し、ブルとベアはニューヨーク証券取引所のシンボルともなっています。
上記はウォール街の有名な格言で、「相場では強気派にも弱気派にも等しく儲けるチャンスがある。しかし、欲張りはダメだ」という意味です。
相場では買いで儲ける人もいれば、売りで儲ける人もいますが、市場で右往左往する欲張りな投資家は、餌を求めて地面をほじくりかえすばかりの貪欲なホッグ(豚)と同じで、得るものはないと断言しています。
話ついでに、株式相場はその時々の波はあるにせよ長期的には上昇するという過去の経験則を踏まえ、買いは長期保有で利益の増大を計り、売りは比較的短期的な行為であることが多いことから、買いを「ロング」、売りを「ショート」と呼び、売り方の買い戻しのことを「ショート・カバー」と言います。
明日は関東地方でも積雪が予報されています。ちなみに、すべりやすくなった路面では、転ばないように歩幅を小さく、靴の裏全体を路面につけて歩くのがコツだそうです。また、ケガ防止の観点からも帽子と手袋は着用したほうが良さそうです。皆様もくれぐれもお気を付けください。