■ テクニカル : 短期調整完了ムード
20日線ワンタッチからの切り返し後、即時10日線上を回復した事で「短期調整完了→上値模索」色を強める格好。17,700~18,000円は強めの上値抵抗帯となりますので、 抜ければ一気に18,500円を試す流れも期待できる反面、跳ね返される場合には再度20日線の攻防に警戒したいところ。
----------------------------------------------------------
□ 今晩のNY : 買い方優位もジンクスに要注意
昨日に続いてギリシャ懸念の緩和を好感した「17,600~17,800ドルレンジでの堅調地合い」が本線。
リスクシナリオとしては、年初から2度あった「大陽線での20日線超え」はともに目先天井となっているだけに、ユーロ圏12月小売売上高、米1月ADP雇用報告などがコンセンサスを下回った場合の17,500ドル付近までの反落に警戒。
□ 明日の日本 : 強持ち合い
NYに異変がなければ堅調ムードの継続がメイン。もっとも、新たな買い材料がなければ週末の米雇用統計を前に上値を買う動きも限定的となるため、17,800円どころでは上値を重く見せそうです。連日同様に先物主導の乱高下には要警戒。
─────────────────────────────
★ 明日の戦略 :レジスタンスラインを意識しながら順張りで!
─────────────────────────────
NYダウ、ドル円、日経平均のいずれも12月や1月高値からのレジスタンスラインに急接近。一気に上抜けるようなら上昇ピッチに弾みがつきやすい反面、跳ね返された場合は再度下部不安が広まりやすい神経質な状況です。
最終的な強弱スタンスは明朝お伝えさせていただきますが、大まかにはドル円の水準に応じた以下の2通りで対処していってください。
○ 118円台乗せ : 好トレンド銘柄は売りすぎない強気。気持ちと資金の余力が大きい方は現値買いなどによる順張り強気度アップ。
● 117円台前半まで反落 : 再度17,300円台を覗く場面も念頭に、余力残しの買い下がりで対処。
『 肌に合うリスクテイクを! 』