ミロク情報サービス(9928)は3日、2015年3月期の3四半期(14年4-12月)決算を発表。
売上高が前年同期比4.8%増の167.40億円、営業利益が同15.1%増の17.58億円、経常利益が同16.5%増の18.20億円、四半期純利益が同37.5%増の12.43億円だった。システム導入契約時の売上高の合計となる「システム導入契約売上高」の合計が前年同期比2.1%増加だったのに対し、主に継続的な役務の対価として安定的な収入となる「サービス収入」の合計は、同8.4%増加となった。新規顧客開拓によるソフトウェア保守の契約社数の増加や会計事務所の顧問先企業向けの低価格なソフト使用料収入が伸長したことが要因。
15年3月期通期については、売上高が前期比2.3%増の225.90億円、営業利益が同5.4%増の25.20億円、経常利益が同4.8%増の25.40億円、純利益が同25.3%増の17.40億円の見通し。今回の第3四半期決算と併せて、純利益のみ上方修正した。事業パートナーの保有株式の一部売却による投資有価証券売却益の計上で、15.10億円から2.30億円増額修正した。