3167 TOKAIHD
TOKAIホールディングス(3167)は1月30日、グループのTOKAIコミュニケーションズが新たな光インターネットサービスの提供を開始すると発表。光ファイバーによる回線サービス(FTTH)と、インターネット接続サービス(ISP)をパッケージして提供するもので、提供開始は3月1日からの予定。
新サービス名は、「TNC ヒカリ」及び「@T COM(アットティーコム)ヒカリ」。NTT東日本とNTT西日本が開始する、フレッツ光回線の提供を活用した「光コラボレーションモデル」となる。
TOKAIコミュニケーションズは、TOKAIグループの情報通信事業を担う企業として、様々なアクセスサービスに対応したインターネット接続サービスを提供する。2014年12月末現在で、利用者は全国85万件。特にTOKAIグループの地盤である静岡県においてはシェアNo.1(27.6%、14年7月クロス・マーケティング調べ)。
また、 TOKAIケーブルネットワークと同社子会社の CATV事業会社6社においては、新サービス「ひかりdeネットN」を3月1日より順次提供する。光ファイバーによる回線サービス(FTTH)と、TOKAIグループのインターネット接続サービス(ISP)をパッケージして提供する。
TOKAIグループのCATV事業は、14年12月末現在で総接続49万世帯、インターネット加入20万件の顧客が利用。各サービス提供エリアに事業拠点(カスタマーサポートセンター、コミュニティチャンネルスタジオ等)をもち、地域に密着したCATV事業を展開している。
TOKAIグループは、静岡県を地盤にLPガスを中心とした「エネルギー・住生活関連事業」と「情報通信事業」を250万件超のユーザーに展開する。15年3月期は主力事業であるLPガス事業及び情報通信事業の増収・増益に加えてアクア事業の収支改善により大幅な増益見通し。中期計画最終年度である17年3月期に営業利益126億円を目標としている。