ネットイヤーグループは30日、2015年3月期(14年4-12月期)の決算を発表。売上高は前期比40.9%増の50.52億円、営業利益は同739.8%増の2.73億円、経常利益は同723.7%増の2.75億円、四半期純損益は0.26億円の赤字となった。第2四半期に引き続き、オムニチャネル関連の大規模プロジェクトの受注・納品によって、売上・利益が大幅に伸長した。ExactTarget社とパートナーシップを締結して、オムニチャネルの活用に関わる支援サービスの提供なども開始している。
2015年3月期通期業績は、売上高が69.00億円で前期比28.9%増、営業利益が4.00億円で同112.1%増、経常利益が4.00億円で同109.4%増、当期純利益が0.30億円で同49.3%減と予想している。売上高64.00億円、営業利益2.40億円、経常利益2.40億円の従来予想からは大幅に上方修正。単体を中心とした受注好調が背景。なお、減損損失の計上で当期純利益は下方修正の形になっている。