電算システムは30日、2014年12月期（14年1-12月期）の決算を発表。売上高は前期比7.9%増の264.94億円、営業利益は同13.6%増の11.54億円、経常利益は同13.8%増の11.63億円、四半期純利益は同15.4%増の6.85億円となった。年間配当金は22.00円で、前期比実質で2.00円の増配となる格好に。大型案件の検収が相次いだことやクラウド関連サービスの売上が伸長したことなどでSI・ソフト開発が好調であったほか、郵便局関連や大手小売店向けのギフト処理サービスなどが順調推移で情報処理サービス分野も拡大へ。
2015年12月期通期業績は、売上高が300.00億円で前期比13.2%増、営業利益が12.00億円で同4.0%増、経常利益が12.10億円で同4.0%増、当期純利益が7.45億円で同8.7%増と予想している。配当予想は年間で23.00円を計画、前期比増配予想となっている。グループに加わったガーデンネットワークとのシナジー創出、クラウドサービスの販売拡大などに努めていく方針。
