エレマテックは30日、2015年3月期第3四半期(14年4-12月)決算を発表。売上高は前年同期比24.5%増の1350.23億円、営業利益が同39.5%増の57.27億円、経常利益が同29.1%増の56.54億円、四半期純利益が同41.1%増の42.57億円だった。地域別販売状況では、スマートフォンやテレビ向けディスプレイ関連およびアミューズメント関連部材の販売が増加しており、売上高が前年同期比17.4%増の992.33億円、営業利益が同38.4%増の22.89億円。中国はスマートフォン向けディスプレイ関連部材の販売が増加し、売上高が同17.8%増の507.74億円、営業利益が同17.4%増の20.74億円。その他アジアの売上高が同40.3%増の250.77億円、営業利益が同45.1%増の4.98億円。欧米は自動車向け各種関連部材の販売が増加により、売上高が同39.6%増の37.16億円、営業利益が同95.5%増の1.48億円だった。
15年3月期通期については、売上高が前期比22.7%増の1760.00億円、営業利益が同18.2%増の62.00億円、経常利益が同13.4%増の64.00億円、純利益が層24.2%増の48.00億円とする昨年10月に上方修正した計画を据え置いている。通期計画に対する第3四半期営業利益の進捗率は92.3%となる。