米国株は10-12月期のGDPが予想以下だったことでぐらついているが、これはダマシ。
その前のGDP成長が5%と絶好調だったことからすれば、10-12月期が多少悪くなるのは当然。
むしろ、リアルタイムの経済指標(消費者信頼感、新規失業保険申請)は好調である。
リアルタイムの指標がいいのに、過去の数字をはやして下げるときは、プロが一時的調整ネタにしたがってるだけで、本当の景気低落、下げでは無い。
おそらく、10-12月期の減速はドル高によるものだが、リアルタイムの指標の好調はそれを乗り越えてることを示している。
そうでないとしても、ドル高を抑えるため、米国の利上げは先延ばしされたりペースダウンされるので、米国景気の上昇はまだまだ続く。
長期金利、レバレッジ比率、金融政策、、どこを見ても米国経済に死角はない。
こういう状況で、日本の3Q決算は円安進行の好調が予想される。
米国景気上昇が続くならば、黒田日銀のふざけた低インフレ目標政策(実質1%目標)でも円安は漸次進行する。
だから、米国追随で日経株価伸び悩みとなる可能性は低い。
それでは今でも割安な日本株が更に割安になるので、事後のマグマが溜まりまくるだけだろう。