仕手さん、筋さんも時代の流れがあるのかな~?
昔の仕手さんは豪快な手口が多かったね~。東証一部上場銘柄でもバンバン触っていた。
売り方と買い方がバトルを繰り広げ、窮した売り方が最後は政治家に仲裁に入ってもらい打ち止めになった事さえあった。
仕手相場を大きく張って外れ、首を吊った人間は何人もいたもんだ。
今の東証を見ても仕手株は何銘柄も出るが、大抵は新興市場の資本金の少ない銘柄だね。
発行済み株式数が少ない(浮動株が少ない)銘柄を狙い資金を集中する手口。
業績なんか評価できる代物では到底ない。
そんなボロ株だからこそ筋さんや仕手さんが介入して来る。
強引に株価を上げれば、理由や材料などは後から出て来ると言うものだ。
ま~こんな感じで仕掛けて来る。
自分だけは儲けてやる。ババは他人に引かせればいい。手前味噌な欲の塊が提灯になって相場をにぎわす。
スケールが小さくなっているから相場が長続きしない。
ロケット株価になって喜んで更に高値を買い増す。平均コストが高くなる。株価が上昇して将来バラ色の夢を見る。
その株価がいきなりナイヤガラ滝になりS安が連続する。
前にも下がってもすぐ戻して来たから「今度も戻るだろう」と甘い読みをして手仕舞いを怠る者が出る。
株価はそんな思惑をせせら笑うように急落する。遂に買いコストを下回り大損の含み損となる。
仕手株、筋さん株を手掛けた人の多くは泣き組なんだろうね。