人裏メアリの一発目。2015年1月18日記。
2015年 マーケット幕開けから、波乱です。
そろそろ、今年、1回目の仕込み場が来週、再来週にわたり訪れると考えます。
<通年のスタンス>
2015年の前半の予想は2014年と基本は変わりません。
中期の予想なので,
去年の年初の予想
円安、NYダウ安など、変わらない部分が多いの当たり前かもしれないけど、それだと”予想は変わらず”になるので予想としてはつまらないし、キャシュも作れない。
そこで、反省・検証すると、
A.大当たりは
1.原油のショート、55$で買い戻したけど、こんなにストレートに下がるとは思わなか った
2.金のロング 1200Gは現在も持続。
3.ユーロドル、豪ドルのショート。利食いを入れながら継続中。
B.外したのは、
1.ドル円 105-115円のレンジを想定。
115円のショートを破られ、逆指値が発動して、121円までドルのロングに変わって しまった 。年末で利確。
2.NYダウ。5月の天井を想定。ダウの先物のショートもあっけなくロスカット。
以後、考えがまとまらず、その後、いじらず。
では今年はどうか。基本は変わらないが、
問題になるのは、
世界の政治リスクにアメリカの株価、あるいはFRBは、打つ手があるのかというもの。現在のマーケットは、市場金利とFRBやエコノミストのどっちがただしいかというものでもある。
2016か2017に暴落はとっておくとして、結論からいうと、中央銀行に「打つ手はない」というのが予想。
そうなると、NYの暴落の中の金融緩和=無力となり、リーマンショックの後に見せた対応とは違う対応を求められる。それが、2017年の大統領選までつづく。
よって、基本はショートだが、上記の理由と、政治リスク以外(スイスフランショックを除く)が顕在化してマーケットが疑心安鬼になるまで、売り方は胆力を試される。よって、短期のロングを混ぜながら泰然とショート。畳み掛けるのはまだ先だろうとなる。この例外が、個別l株のロングとなる。
そして、年初のポジ開始を考える。
1.ドル円
円安サイクル16.5年の第1/3期の終盤にさしかかっている。2011年11月からはじまって、12年2月に火柱が上がったて3年が経過する。今回は2026年までの大幅な円安相場のスタートだから最初の5.5年で前回の安値124.15/147円を抜いてくるはずである。
いずれにせよ中波動5の更に4波動の押しが始まった可能性がある。3ヶ月程度が望ましいが、今回は日足の200日移動平均線をを目標とする。現在107円近辺。利食いを細かくいれる。底を売ったら124.15抜けを楽しむつもり。
来週の売りの売りターゲットは118.8円のタッチ。ここに、多めのショートを這わす。目標は113円。
<ドル円 日足 1月18日>
<ドル円 週足 1月18日>
2.NYダウ
ついに大物が動いた、リーマンショク以後の金融緩和の大バブルの結末が見たい。基本はベアだが、ただ、PERで説明できるのも事実。
原油安からエネルギー系株の下落やスイスフランショックの米国金融機関への莫大な損失計上、新興国特にロシア系企業のハイイールド債の暴落。地雷は埋まっている。
重要な抵抗線を割り込むと、金融緩和が続行され、日本がそうだったように、金融政策が機能不全に陥る。
17500円あたりにタッチで、戻り売り。
ただ、長期のブルの途中だとこことも忘れない。
3.スイスフラン
ここ数ヶ月、ユーロ/スイスフランと米ドル/スイスフランよユーロ/米ドルのチャートがすれぞれ違うことを示唆していた。
その意味は、ユーロ/米ドルがどこうち反転するか、スイスフランが急騰するかのどちらかが起きるというものだった。なにもポジはつくってなく、1.4からのユーロ/ドルのシュートのままだ。
そして、スイス中銀のユーロとのペッグを放棄をアナウンスに暴騰した。FX業の倒産ですめばいいけど、どこまで波及するのか。
チャートをみると、黄色レンジに修練するのではないか?
よって、1/3戻しまでは、ユーロCHFはロングでいい。
ただ、彼の地の問題は
来週のECB決定会議
25日のギリシャの選挙、
フランス軍対イスラム国など、そのリスクを回避ドミノが怒っている
、来週はそのキモが試される。
USD/CHFに より妙味がありそう。
4.NY金
金の1200以下を拾ったポジはお宝になった。金は復活した。押し目買い。
<NY金週足>