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【１】今日の相場 ＊＊
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◎日経平均
１７７６８.３０（＋２９９.７８）△１.７２％
◎ＴＯＰＩＸ
１４２６.３８（＋ ２４.３０）△１.７３％
◎売買高概算 ２１億８６８１万株
◎売買代金概算 ２兆１９５１億円
◎時価総額 ５１３兆３８４１億円
◎値上り銘柄数 １５０６
◎（年初来）新高値 １７１
◎値下り銘柄数 ２６７
◎（年初来）新安値 ４
◎変わらず ９０
◎騰落レシオ（２５日）１１９.６７％
◎サイコロ（日経平均） ７勝５敗 ○●●○●○○●○○●○ ５８.３％
◎カイリ率（日経平均）
２５日線比＋２.５７％
７５日線比＋５.７９％
◎為替
（対ドル） １１７.９３
（対ユーロ）１３２.６４
◎出来高上位
１.みずほ ＜８４１１＞
２００.０円（＋ ３.６円）１３７,３１４千株
２.第一船 ＜９１３２＞
６３円（－ ４円）１０３,７７１千株
３.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞
６４２.８円（＋２０.１円） ６１,０７２千株
４.三井住友建＜１８２１＞
１６９円（＋ １円） ５７,４２７千株
５.神戸製鋼 ＜５４０６＞
２１４円（＋ ７円） ５７,０３０千株
◎売買代金上位 (円)
１.日経レバＥ＜１５７０＞
１３５４０円（＋ ４３０円）１６４,１６３百万
２.トヨタ自 ＜７２０３＞
７８２５円（＋ １００円） ７５,０６４百万
３.ソフトＢＫ＜９９８４＞
７４０９円（＋ ７４円） ５０,４７９百万
４.ソニー ＜６７５８＞
２７４９円（－ ５.５円） ４４,５５３百万
５.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞
６４２.８円（＋２０.１円） ３８,８０１百万
◆相場概況
外国証券の寄付前の注文状況・・・売り６８０万株 買い７４０万株
本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅高、前日比２９９円（１．７２％）高の１万７７６８円で取引終了です。直近（昨年１２月２９日）のザラ場高値１万７９１４円突破まであと１５０円ほどに迫っています。
昨晩のＮＹダウは６ドルの小幅高でしたが、欧州を代表する独ＤＡＸ指数が７日連続で史上最高値を更新中であり、東京市場も朝方から幅広い銘柄に買いが先行。買い一巡後も先高期待からの押し目買い意欲は強く、引けにかけて戻り売りを吸収しつつ上げ幅を拡大しています。安倍首相が午後の衆院本会議で「３本の矢の政策をさらに前に進める」と述べたことも買い安心感を誘っています。売買代金は概算２兆１９５１億円、上海総合指数は３０ポイント安の３３５２です。
業種別では、電力ガス、精密、鉄鋼、銀行、医薬品、陸運などの上げが目立ちます。
個別銘柄では、オリエンタルランドの筆頭株主である京成電鉄が大幅高、９６円高の１６５２円と昨年来高値を更新。東京ディズニーランド＆シーを運営するオリエンタルランドの株価が１２７０円高の３万０７５０円と３万円台を回復しており、東京ディズニーリゾートや成田空港線の旅客需要を見込んだ買いが入っています。
メダルの計数機や両替機を手掛けるオーイズミが２３円高の８６３円、貨幣処理機大手でカジノ向けに強みを持つ日本金銭機械が２５円高の１６９９円、カジノ決済システムを手掛けるテックファームが７７円高の２２３７円と値を上げています。
超党派でつくる国際観光産業振興議員連盟の会長である細田博之自民党幹事長代行が、カジノを中心とした統合型リゾート（ＩＲ）を推進する法案（カジノ法案）を再提出する方針を確認したと報じられ、材料視した買いが入っています。カジノ法案は昨年、自民党や維新の会などが共同で衆議院に提出しましたが、臨時国会で廃案になっています。
三越伊勢丹が７日連続高、４８円高の１６６４円と値を上げ、上場来の高値を更新しています。訪日外国人による「インバウンド消費」の代表銘柄であり、百貨店最大手の同社に物色の矛先が継続しています。
中越パルプがストップ高、５０円高の２２８円となっています。ナノセルロースを高分散したポリオレフィン樹脂の開発に成功したと発表。ナノセルロースは鋼鉄の５分の１の軽さで５倍の強度を持ち、自動車や電機、電子材料などの軽量化に貢献できることから将来的な業績寄与を期待した買いが集まってい
ます。
明治ＨＤが７６０円高の１万３１６０円と大幅高、４日連続で上場来の高値を更新です。牛乳、ヨーグルト、乳飲料等の市乳部門商品５４品の出荷価格を４月１日分から２～６％値上げすると発表し、収益改善を期待した買いが入っています。
その他、椿山荘＆太閤園を擁する藤田観光が１５円高の４６１円と値を上げ、これで７日連続高。軽井沢などプリンスホテルを有する西武ＨＤも５４円高の２８２３円、カップヌーードルの日清食品が１３０円高の６５７０円と上値追いの展開継続、原油安メリットの東レは１１円高の９９９円と１０００円大台目前に迫っています。
本日の新高値銘柄は、東鉄工業、前田道路、ライト工、森永菓、明治ＨＤ、エムスリー、キッコーマン、味の素、日清食、三越伊勢丹、帝人、旭化成、武田薬、日医工、クミアイ化学、ミネベア、Ｈ２Ｏ、松屋、京成電、ＪＲ東海、ＪＲ東日本、ＡＮＡ、東京ガス・・・等々です。
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【２】主な材料 ＊＊
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・首相「３本の矢の政策をさらに前に進める」衆院で
・国産木材、競争力向上 住宅向け拡大、産地に恩恵
・１４年の企業向けサービス価格指数、６年ぶり上昇
・１４年の建機出荷額は２年ぶり増加 国内外で伸び
・ソニー、格安スマホに参入 まずイオン向けに供給
・ファストリ、ユニクロがカナダ進出 ２０１６年秋
・マネックスの４～１２月期、純利益８割減少見込み
・米ＭＳの１０～１２月期は増収減益 時間外で下落
・米議会予算局、今年の米経済成長率予想を下方修正
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【３】主な投資判断 ＊＊
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［ＵＢＳ証券］
据置き Ａ
（2914）ＪＴ 4,500→ 4,100円
据置き Ａ
（6501）日立 1,100円
据置き Ｃ
（4185）ＪＳＲ 1,850→ 1,950円
据置き Ｃ
（6301）コマツ 1,950→ 2,250円
［ゴールドマンＳ証券］
据置き Ａ
（6094）フリークアウト 4,600円
［野村証券］
据置き Ａ
（2371）カカクコム 2,300→ 2,100円
据置き Ａ
（2914）ＪＴ 4,500→ 3,850円
［三菱ＵＦＪＭＳ証券］
据置き Ａ
（6594）日本電産 8,700→ 9,000円
据置き Ａ
（9433）ＫＤＤＩ 9,100→ 9,330円
引下げ Ｂ→Ｃ
（4182）三菱ガス化 680→ 465円
※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価
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【４】バフェット流 ＊＊
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世界有数の資産家で株式投資で最も成功した投資家として知られるウォーレン・バフェットは、物事の本質を彼流のユーモアを交えた例え話で説明することがよくあります。その一部を下記にてご紹介させていただきます。
「経営成績が良くなるか悪くなるかは、どれだけ効率的に船を漕げるかという点よりも、どのビジネス船に乗り込むかという点が大きく影響する。乗り込んだ船が慢せい的に浸水していると気づいたとき、より前向きな対処方をとりたいと思うなら、浸水部を塞いでまわることにエネルギーを費やすのではなく、船を乗り換えることにエネルギーを費やすべきである」
注釈）穴にはまっていると気づいたとき、いちばん大切なのは、掘るのをやめることだ・・等、バフェットはこのことについて様々な表現で述べています。
「株式市場は見逃しの三振のない野球に似ている。すべての球をスイングする必要はない。狙い球が来るまでいくらでもストライクを見逃すことができるのだ。しかし、君がファンドマネージャーなら話は違ってくる。観客席から“スイングしろよ、怠けもの！”とひっきりなしにどやされるからだ」
「仕事選びも投資と同じ。いかなる手間も惜しんではならない。正しい列車に乗りさえすれば、金と痛みを節約することができる」
「買収する会社を探すときのわれわれの姿勢は、配偶者を捜すときの姿勢としても当を得ている。積極性と、相手への興味と、先入観の払拭は良い結果に結びつくが、急いては事をし損じる」
「優良企業が異常な環境下に置かれ、株価の判定ミスが引き起こされたとき、すばらしい投資機会が訪れる」
今現在ニューヨーク市を含む米東部を襲っている暴風雪は「過去最大級」となる見通しで、７つの州が非常事態宣言を出して警戒を呼び掛けています。現時点ではニューヨーク証券取引所やナスダック市場、原油先物などが上場しているニューヨーク商業取引所は２７日も通常どおりに取引が行われるとのことですが、すでに数千便の欠航が決まり、学校や企業、政府機関など多くの閉鎖が決定しています。また、昨年は悪天候の影響で１～３月の米ＧＤＰがマイナス成長となっただけに今回の暴風雪の影響が注視されています。
