日経株価を暴落させたスイスフラン通貨ショックの後、FX運用していたヘッジや個人が多数倒産した模様。
もともとスイスフランは安定通貨であって変動幅は小さかった。
まさか1日で40%も変動するとは夢にも思わなかったのだろう。
ロスカット設定などしていなかった投資家が多かったと思われる。
欧州ではスイスフランを組み合わせたFXが多数運用されているが、日本では円/スイスフランの商品は極めて少ない。しかし個人投資家の損害はかなりなものらしい。
ドイツバンク、バークレイズなどの名前を聞いたことがある人は多いだろう。
そうだよ、空売りに名前がよく出て来るヘッジだ。銀行と名前が付いていても我々個人投資家から金を巻き上げるヘッジだ。(▼▼メ)こんな顔の人達だ。
ドイツバンクやバークレイズは70億~百数十億円の損害を出したと言われている。
この他の欧州の主要銀行は軒並み損害が出たとも噂されている。
外為業者の中にも即時破産に陥った者も出て来た。
アルパリ(UK) Limitedが破綻。アルパリジャパンにも影響
1月16日(金)、アルパリジャパンより、親会社でカバー先であるアルパリ(UK) Limitedが破綻することがリリースされた。
これを受けて、アルパリ・グループの日本法人であるアルパリジャパンにおいても、口座を持っている顧客が保有するすべてのポジションが強制決済されることが発表された。また、新規ポジションの保有、入金、口座開設についてもできなくなる。
相場の世界はなにが起きるかわからないね。大地震が突発したようなものだ。
スイスフラン関連FXは衝撃度について言えば「日経1200円安」に匹敵する大きさだったようだ。
危機管理には常日頃の対策が重要だと言うのがよくわかった今週であった。