決算無事通過、スマホゲーム事業参入で第2のミクシィ期待が強まる新興古豪株
同社はもともとモバイル向けミドルウェアソリューションを提供している企業として 2007年度は「マザーズ市場ナンバーワン」の注目を集めるほどの銘柄でした。 そこから主力の事業のモバイル向けのシステムが大きく衰退。 万年赤字で株価も大きく低迷したマザーズの主力古豪株です。 「アクロディア」はモバイル向けのシステムから今はスマホゲーム事業に力を入れています。 http://www.acrodea.co.jp/ 昨日14日(水)の1Q決算では ・1Q -1億6,900万の赤字。 ・2Q予想 -1億4,600万の赤字見通し。事前の会社予想と変わらず。 ・通期予想 +2,000万の黒字見通し。通期も事前の会社予想と変わらず。 の内容でした。事前予想に対しての上方修正的なサプライズも無ければ事前予想通りだったため下方修正も無しでした。 市場の反応としては、取り敢えず無事通過の決算内容と言えましょう。 ここからは通期の黒字。万年赤字脱出。ミクシィを見習って主力事業からスマホゲーム事業に転換して一発大逆転の 期待を如何に株価に刷り込んでの上昇となるかがポイントに。そのためには終値ベースで500円大台乗せて足場固め完了。 そこから600円大台乗せてはじめて株高リズムが生まれます。 月足のRSIは「49」と2013年9月に記録した「93.54」からすれば明らかに売られ過ぎ。調整十分です。 赤字決算で昨年は840円まで上がっているのですから、黒字見通し&スマホゲーム事業参入の思惑絡んで 昨年高値840円を奪還できるのか。
株価の状況としてはレシオたったの「40」水準の過熱感の無さから、 ここから一気に600円方向へ駆け上がるか、450円台への押し目・窓埋めをするか見て行き、 どの位置から本格的な株高リズムを作っていくか計りたいところです。 注意点としては終値ベースで425円を明確に下回ると調整が長引く恐れがありますので その場合は深追いされないことをオススメします。