今日は微生物についてお話していきたい。
wikiによれば微生物とは、人の肉眼では構造が判別できないような微小な生物を指す言葉で、体躯が微小であるとの理由のみで区分されるため、分類上は、極めて広範囲にわたる分類群を含む。
むしろ、微生物でないのは大型多細胞生物だけであり、植物界、それに動物界とストラメノパイルの中にしか存在しないとも言える。
微生物は真正細菌、古細菌のみならず、真核生物(藻類、原生生物、菌類、粘菌)や、ワムシのようなごく小型の動物も含まれる。
なお、菌類などでは肉眼的なコロニーを作るものであっても、カビのように、その体の構成単位が顕微鏡的大きさであるものは、微生物として扱われるとされている(*^_^*)
また、微生物はあまりに多くの種類があり、まだまだ知られていないものばかりです。
ところがこの微生物を世界の国々が 取り合っていると言うことを、ご存じであろうか(;一_一)?
バイオテクノロジー産業にとってはとても大切な資源であり、 その規模も年間7兆円ほどもある。
また、ピンとはこないかもしれないが、 微生物は私たちの生活にも、大きく関わっているのだ!(*^^)v!
例えば遺伝資源とよばれる、 お薬等に有用される動植物や微生物の 遺伝情報はとても重宝されています。
世界各国の様々な微生物を研究していけば、
素晴らしいワクチンなどが生成できちゃいます♪
ところが、 1993年に生物多様性条約(CBD)が定められた。
この条約の内容としては、
1 生物多様性の保全
2 その構成要素の持続可能な利用
3 遺伝資源の利用から生じる利益の構成かつ衡平な配分 である。
投資マニアはこの内容に疑問を抱き、調べてみたところ、 他国の遺伝資源を利用して、利益を上げ、 その利益を全て自国のものにしてしまい、 提供国には配分されなかったとケースが多発していることを知りました!(T_T)
確かにこれでは提供国にとっては、 損をしているように感じてしまうかもしれない。
でも、CBDを考慮しながらとなると、 利用者は提供国の国内法を理解してからでないといけなくなる。
微生物がもたらす利益まで公平に配分するべきなのか、 正直とても疑問である。
提供国と利用国の信頼関係がとても大切であるのに対し、 これではま逆である。
各国の共同プロジェクトとして、 世界中で自由に研究のできる環境にすれば、 素晴らしいと思うが・・・ ことはそう簡単にはいかないようである(ToT)/~~~
他国より上に、そればかりに意識が向きすぎてしまい、 共同で何かをするということを
忘れてしまっているのではないか・・・・・
ただでさえ、生態系の破壊が刻一刻と進む中で、 地球規模での「種」の損失は大きな影響を及ぼし、 自然システムそのものが、崩壊しつつある。
私たち人間の活動も生態系がもたらす恵みがあればこそである(;O;)
生態系による世界の経済損失は500兆円にもなるのだ。 それほど深刻な状況なのにも関わらず、 いまだにプライドを張り合う国々が、 正直情けなく、自分のことだけを優先させる姿も、とても見苦しいものだ・・・・
このままではいけないと、誰もがわかっているはずなのに、先に折れることは誰もしない・・・・