■ テクニカル : ボックス相場の継続も念頭に
未だトレンド陽転判断の重要な節目である10日線(17,171円)は超えていないだけに油断はできませんが、大陽線にて一昨日の高値を上回った事で下値模索不安が薄らぐ格好。一目均衡表主体で先行きを見通せば、当面は雲の上限が控える17,500円を天井圏としたボックス相場の継続 → 2月前半の雲抜け+遅行スパンの実線超えによる上値追いが本命視されます。
※ お時間のある方は日経平均先物とNYダウの12月以降の推移を是非見比べてください。
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□ 明日の日本 : 様子見ムード
NY市場や引け後のインテルの決算内容を加味したスタート後、引けにかけては積極的な売買が手控えられる様子見色の強い展開へ。
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★ 明日の戦略 : 先週末の経験も活かしながら!
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本日は、理想シナリオとしてお伝えした「12/17,1/7同様に先物が夜間中に16,500円台まで下落 → 切り返し基調で日中相場を迎える」展開から大幅高となりました。
月末にかけても買い方有利とみていますが、依然として"ビッグマネーの逆流"に歯止めがかかった証左は乏しく、22日のECB理事会、25日のギリシャ総選挙などのイベントを踏まえれば、少なくとも2,3度はヒヤッとする場面がありそうです。
先週末の「慎重度引き下げ」がフライングとなった反省も踏まえ、明日は以下のスタンスで攻守双方を意識して臨んでください。
・ 急落スタートの場合、週末要因が重しとなって引けまで軟調な展開が想定されますので、買いは見送り。(明日の急落局面は「勝負どころではない」感覚で。)
・ それ以外のケースでは、『大引け時点での3割前後の余力確保』を優先しながら、攻撃可能枠の範疇で持ち株の押し目買い狙いへ。
・ 新規買いに関しては、東証主力・準主力・商いのある中小型株など日経平均に対する相応の感応度があるものから選別。
『 距離感を見極めながら実行に移す! 』