■ テクニカル : 下値不安継続
長めの陰線が下値不安を継続させる格好。上値は17,000円が軽め、10日線が控える17,200円台前半が強めの抵抗帯として意識される一方、12月安値16,600円台後半を割り込むようなら16,500円の攻防にケア。
----------------------------------------------------------
□ 今晩のNY : 売り優勢 ± 欧州司法裁判所の判断、景況感
東京時間中の為替やNYダウ先物の推移からは、16,450~16,600ドルをコアレンジとした売り優勢の推移をベースに、朝方発表される12月小売売上高やJPモルガンの決算の内容、ECB金融政策に対する欧州司法裁判所の判断などを加減した展開へ。
□ 明日の日本 : 上下に波乱含み
先物での売り方による買戻しバイアス、買い方の投げ売りバイアスがともに高まっています。よって、NYが堅調に推移した場合は17,000円台回復が見込まれる反面、節目の17,500ドル割れで返ってくるようなら16,500円台を覗く場面に警戒したいところ。
─────────────────────────────
★ 明日の戦略 : 想定内の下げは毅然と!
─────────────────────────────
原油市況に底打ちのメドが経っていない以上、"リスクマネーの逆流"の終了時期も不確定ですが、12月安時に7日で反転した経緯からは、既に9日下落している現在の下げ基調は(ギリシャ不安を含めても)短期的に一服感が生じる可能性が高いとみています。
※ 理想シナリオは、12/17,1/7同様に目先で「先物が夜間中に16,500円台まで下落 → 切り返し基調で日中相場を迎える」展開。
よって、ECB理事会(1/22)での追加緩和不可避の情勢も踏まえれば、予定通り明日も「16,600円台までの買い下がり」をベースに、前場の急落局面を果敢に買い向かい、引けにかけては一定の余力を確保するスタンスで臨んでください。
※ 買いターゲットに関しては、好トレンド準主力・中小型株を中核としつつ、本日からの『★新・主力銘柄』のように東証主力の打診買いも検討していきたいところ。
『 現状肯定が不要なストレスを排除する!』