jojuさんのブログ
★日本の経営者ってマクロ分析不足では?
銀行は新興企業向け含め貸付にやっきらしい。
企業のほうが成長する気がないのか、あまり借りないようだ
今なら低利でM&Aや資本参加をばんばん仕掛けられるのに。
アホなマスコミ論説(日経も)鵜呑みで景気警戒モードなのか、間抜けな経営者が増えたのか?
実際、日経や経済誌で経営者のコメントを読むと景気動向をあまり分かってないのでは?、というコメントが結構見受けられる。
これって景気上昇局面での利益逸失リスクや景気反落時の損失リスクを大きくしないか?、と思う。
経営者はもっとマクロ分析(景気動向の分析)をしたほうがいい。
その場合、景気の大局は金融政策で決まるのだから、アホなマスコミ論説に依存するのは危険だし、ミクロの需要トレンド(例えば、コマツのブルドーザ稼働状況でのビックデータ?分析など)だけからでは需要の先読みを外す。
景気動向が政治的な金融政策に最も(ほとんど)左右されることからすれば、定性分析(金融政策に係る利害関係・力関係の分析)にこそ注力すべきと思う(定量分析は、定性分析が誤っていれば意味を成さないか大きな誤差を生む。 迅速で柔軟な経営判断には定性分析のほうが有用)
投資家にとってマクロ定性分析が重要な以上に、経営者にとってはマクロ定性分析が重要。
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日本株が業績見合いで安いのは、企業(企業経営者)の成長意欲が米欧と比べ乏しいためと、日銀の金融政策が信用されていないためと、日本のマスコミ・官僚による悲観論拡散(「人口減で低成長化」など。実際は増税推進のための方便に過ぎないのだが)が効いているためと思われる。
日欧の金融政策を見てると日本株が爆上げするとは当分考えにくいのだけど、銀行の融資姿勢、企業の借り入れ意欲を見るにマグマがたまってる感じ。
投資家に今一と見られている日本株の上昇余力は(中期的には)存外大きいのかも知れない。
日本の経営者は、日本の投資家同様、横並び(順張り)で一斉に動く傾向があるしね
(補足) 欧州の量的緩和:
公表されてる規模は0.5兆ユーロ。 米国QE3の1.4兆ドルと比べしょぼずぎでたぶん不足。 日銀の金融緩和不足(BEI参照)と併せ、当面、株価抑制要因。
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