厳しくもまたすがすがしい寒さ、気持ちが一新するようでございます。貴重な3連休、いかがお過ごしでしょうか。
さて、干支をベースとした相場格言には「未辛抱(ひつじしんぼう)」とありますが、年明けの相場展開はまさしく「羊辛抱」さながらのスタートです。「辛抱銭」(しんぼうぜに)とも申しますので今後の展開が楽しみですが、目先の動きに一喜一憂して「迷える子羊」の如く相場に振り回されては上手く行きません。
目線を少し上に上げて微動だにしない中長期スタンス、これで臨みたいところです。相場の世界では、頑張り過ぎて余り近視眼的になりますと裏目に出ます。株式投資ではある程度の心の余裕とそれなりの時間が必要です。
「買って直ぐに大儲け」、こうなればいいのですが、こんな上手い話はなく、あってもせいぜい小股すくい(小利)に終わるのが常です。巨万の富を築くにはやはり「ウォーレン・バフェット」然りであり、微動だにしない中長期スタンス、これが必要となります。
米経済誌フォーブスの2014年版「長者番付」では、1位がマイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏で資産総額は810億ドル(約9兆7000億円)。そして2位が株式投資家であるウォーレン・バフェット氏で670億ドル、円換算にして約8兆円という巨額に上っています。