ヒロろんさんのブログ

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色素増感型太陽電池


チリと日本がシェアの大半をしめるものヨウ素

ヨウ素という物質は、 天然ガスとともに汲み上げられるかん水に含まれるものから 取り出されるのが一般的で、 以前は海藻を原料として生産されていた・・・・・



懐かしいお話として、ヨウ素溶液にデンプンを加えると、ヨウ素デンプン反応を起こし青紫色になるという実験をしたことはないだろうか?


ちなみに分析化学では、脂質などの有機化合物に含まれる炭素二重結合の量の指標としてヨウ素価が用いられる。また試料中の水分量を決定するための方法としてカール・フィッシャー滴定が有名だよね(*^^)v



しかしメディアで放送されるヨウ素とうがい薬などに使われるヨウ素では、 質量数が別物で、福島第一原発で有名になってしまったものは 核分裂生成物の放射性同位体なんだ(ToT)/~~~。

もちろんうがい薬以外にも、パソコン・テレビ等の 偏光フィルムとしても使われているけど・・・・




多くの可能性を秘めているヨウ素だが、 一番注目しているものは 色素増感型太陽電池というもの♪

色素増感型太陽電池とは、 低コスト・低エネルギー生産ができ、 光エネルギーを電気エネルギーに変換させる太陽電池の一種(゜-゜)




つまり電池に光照射をすると、 負極の酸化チタンに付いている色素が光励起し、 色素から酸化チタンへの電子注入が起こり、色素は電子を失う。

それを利用し、ヨウ素は正極から電子を受け取りもとにもどる

ということなのだが、これは一般的原理の話であり、 実際のところ劣化が早く耐久性を向上させなくてはならない。




またこれまでは、クロムやマンガンなどの人体にとって 有害な金属がよく使用されてきた。

それに比べるとヨウ素人体影響は大幅に小さい。


でも大幅に小さいだけであり、 影響があることも忘れてはならない(T_T)





ヨウ素が人体に与える影響


・ヨウ素過敏症
・甲状腺機能異常症
・甲状腺機能障害
・甲状腺過形成


このようにヨウ素には、メリットとデメリットが存在するしまたヨウ素も無限ではない・・・・


将来を考えたヨウ素の有効活用と、 デメリットを少しずつでも減らしていく研究を おこなっていくことが大切になってくる。

今後さらに注目を集める可能性が高い!!
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