ヒロろんさんのブログ

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本日の市況


 ■□ 本日の株式市場の全般的な動き □■

 1月5日の東京株式市場は、様子見ムードの中売り物に押され日経平均株価は続落いたしました。
 先週末の米NY株式市場はほぼ横ばい。DOWは+9ドルの17,832ドル、NASDAQ総合指数は-9.24ポイントの4,726.81ポイントでした。

寄り付き前の外資系証券6社経由の注文状況は売り780万株、買い720万株で、差し引き60万株の売り越し。金額ベース(6社)も売り越しでした。

 東京株式市場は、ギリシャの政情不安などが嫌気され、利益確定売りが優勢となり下落しました。
 日経平均株価は、始値17,325円と前日終値17,450円から125円安くスタートしました。円安や値ごろ感などから買われ一時プラス圏に転じましたがその後は再びマイナス圏に転じ、-42円の17,408円で本日の取引を終えました。
 東証1部の騰落数は、値上がり931銘柄、値下がり807銘柄、変わらずは121銘柄。東証1部の売買代金は1兆9,064億円、売買高は20億4,896万株でした。



 ■□ 主力株・1部2部銘柄などの動き □■

 大発会の月曜日、本日の東京株式市場は売り買い交錯し高安マチマチの動きとなりました。
 個別では、三菱UFJFG(8306)、三井住友FG(8316) 、みずほFG(8411)など大手銀行株や、野村ホールディングス(8604)、大和証券グループ本社(8601)、松井証券(8628)など証券株が売り物に押され小幅下落となりました。

 また、三井不動産(8801)、ケネディクス(4321)、住友不動産(8830)など不動産株や、トヨタ自動車(7203)、三菱自動車(7211)、日産自動車(7201)など自動車株、第一生命保険(8750)、T&Dホールディングス(8795)など保険株、三井物産(8031)、伊藤忠商事(8001)、丸紅(8002)など商社株も売られ下落。
 一方、日本航空(9201)、ANA(9202)など空運株、東京電力(9501)、九州電力(9508)、関西電力(9503)など電力株の一角は買われ上昇しました。

 その中目立った銘柄では、池上通信機(677
1)が+34円の188円と暴騰し東証1部上昇率ランキングトップに君臨。スカイマーク(9204)も+57円の390円と大幅高となり同ランキング2位にランクインしました。
 その他、JVCKW(6632)、ピーシーエー(9629)、JALUX(2729)、オルトプラス(3672)、岩崎通(6704)、KLab(3656)、帝通工(6763)、ウィルグループ(6089)なども買われ上昇しました。


 ■□ 新興市場銘柄の動きと投資戦略 □■

 本日の新興市場は、主力株を筆頭に買いが入り日経平均株価の下落を横目にしっかりとした動きとなりました。
 主力株では、ガンホー(3765)を始め、ハーモニック(6324)、デジタルガレージ(4819)、シャクリーGG(8205)、J・TEC(7774)、CYBERDYNE(7779)、タカラバイオ(4974)、FFRI(3692)などは上昇しましたが、ナカニシ(7716)、竹内製作所(6432)、イリソ電子(6908)、マイクロニクス(687
1)、VTHD(7593)、ペプチドリーム(4587)、OTS(4564)、SOSEI(4565)、ナノキャリア(4571)などは下落しました。

 新興市場指数は、JASDAQ平均、マザーズ指数がともに上昇しました。
 目立った銘柄では、UBIC(2158)、ディア・ライフ(3245)、eBASE(3835)、マークラインズ(3901)、データセクション(3905)、サイジニア(6031)、エクストリーム(6033)、MRT(6034)、新華ホールディングス・リミテッド(9399)などがストップ高まで買われました。

 SE H&I(9478)が+80円の359円ストップ高と暴騰したのを始め、ガーラ(4777)が+150円の1,005円ストップ高。またGMO TECH(6026)、鉱研工業(6297)がそろってストップ高と暴騰しました。
 東証1部の主力銘柄は方向感なく上下に揺れる動きとなっておりますが、そのなか、新興市場銘柄や材料銘柄の動きはクリスマス前後から良くなっております。今週いっぱいはこのような動きが続くものと思われます。SJI(2315)、メッツ(4744)など割切り銘柄を反発期待で見ていきます。



 ■□ 日経平均株価の動向と予想 □■

 本日の日経平均株価終値は-42円の17,408円と下落しました。TOPIXも-6.42の1,401.09ポイントと反落しました。
 先週末の米NY株式市場はほぼ横ばい。 米商務省が発表した11月の建設支出高は前月比0.3%減でした。同時に米供給管理協会が発表した12月の製造業総合景況指数も6ヶ月ぶりの低水準となりました。 序盤は買いが先行しましたが、朝方発表された指標が嫌気され売り物に押され上昇幅を圧縮し取引を終えました。

 東京株式市場は、連休中の米NY株式市場はもみ合い、シカゴ平均株価先物は小安く売られたことから、売り優勢で取引を始まりました。
 日経平均株価は-125円の17,325円と安く始まりました。寄付き後に-231円の17,219円まで売られた場面がありましたが、売り一巡後は下値を切り上げ-119円の17,330円で前場の取引を終えました。後場に入ると上下に揺れる動きとなり-42円の17,408円と下落し本日の取引を終えました。

 日経平均株価の中期基調は上向きからフラットに。短期基調は上向きから下向きに転換いたしました。日経平均株価のサイコロは●●○○○○○●○●●●「6勝6敗」。日足は下放れ陽線を形成しております。
 市場では「昨年末からの下げ幅が大きく、個人などの押し目買いが入っている。ただ、今後の海外情勢次第ではもう一段のポジション調整売りが出る可能性があり様子見ムードも強い」「手掛かり材料に乏しい中で海外短期筋による利益確定売りが先行している。もっとも新興市場など中小型株には個人投資家とみられる買いが入っており、大幅な調整も想定しづらい」などと指摘されております。

 さて、日経平均株価はズルズルと下落し高値圏でもみ合い三角保ち合いを形成しております。今後は昨年来高値の12月8日に記録した18,030円を終値で明確に陽線で上抜けて来れば『三角保ち合い上放れ』となりますが、1月前半は引き続き調整の動きとなりそうです。
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