日々の動きに囚われると、飛び乗りや早降りをしないといけない場面が多くなりそうに思えます。
サラリーマン投資家にとっては、そんな時間はないので、少なくと2-3週間、できれば月単位での方向性の確認と、相場のポジションがどこにあるか、外部環境の方向性はどうなっているかを時々、確認しつつ、中期的に注目を浴びるプロジェクトや技術開発と対象企業へも目配りできたら、いいのでしょうね。
より具体的に言うと、以下のa)~ c)というところでしょうか。
a)相場のポジションがどこにあるか
当面の高値圏か、中位か、底値圏か
b)外部環境の方向性はどうなっているか
米国、中国の景気動向や為替や資源価格(原油)などの動向
c)中期的に注目を浴びるプロジェクトや技術開発と対象企業とは、日本で言えば、
インフラ再構築:東京五輪、リニア新幹線、水素エネルギー
地方創生対策関連:格差是正と出生率向上も絡んできますし、まだ具体的な大きな政策が明示され
ていないため、分かり難くなりますが、分かり難ければ、無理して調査する必
要もないでしょう。
個人的には、(既婚)女性の雇用を促進するための、政策を支援できる企業を
評価したいと考えています。
さらに、バイオ医薬開発やIPS細胞の実用化による組織再生
等をリードしたり、関与している技術力のある企業と言えるでしょうか。
勿論、上記のa)とb)は、昨年も密接に関連していましたので、ポジションや方向性の確認は、同時にされていくことになります。
c)は、たまに吹き上げるような、日々の上げ下げで物色されるような企業ではなく、キーとなる企業を選択して、1-2年程度は保有する覚悟で購入する方が、自分なりの調査をするでしょうし、日々の動きに惑わされない分、結局は投資に要する検討時間も節約でき、リターンも期待できることになると思っています。
問題は、市場環境は三ヶ月サイクル程度で変化し続けているため、少なくとも1ヶ月に一回は、ポジショニングの確認作業は避けられないとと言う事です、当たり前の事ですが。
それでは、今年も頑張っていきましょう。
(SPE)