●みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
経済アナリスト、木下 晃伸(きのした てるのぶ)です。
●本日はカルガリーからカナダ最大の都市トロントへ。
日本で言えば東京から大阪へ出張というイメージですが、
こちらはなにぶん、すべて飛行機。
厳重なチェック等もあるため、少し早めに出発です。朝6時半の出発でした。
本日は、昨日のオイルサンドとは異なり、
「金」を手がける企業への訪問を行いました。
明日は、これらの企業が上場するトロント証券取引所を取材いたします。
株価も、大きく動いているようです。
海外に出張しているとはいえ、株価動向には注意を払っています。
株価の今後を占う騰落レシオは、依然として高い水準にあり、
株価動向に関しては慎重な姿勢が求められていると考えています。
こうした状況でこそ、インプットが重要だと思います。
徹底的なインプットを行い、精度を高めていく努力をいつも続けなければ、
荒っぽい株式市場に翻弄されてしまうからです。
カナダ視察は、インプットという意味で、非常に意義のある訪問となっています。
●アメーバオフィシャルブログ「テルノブログ」より、
カナダ訪問記をお届けする予定でいます。
>>http://ameblo.jp/terunobu-kinoshita/
●金価格
金価格はまだ上がる。
本日訪問した、カナダ金鉱山会社、
ヤマナ・ゴールドのピーターCEOの言葉は印象的でした。
需給では説明がつかない、今はエモーショナル(感情)に左右されている、
という意見にも同感です。
でも、需給で説明がつかない、ということは・・・
価格がよく分からないということ。
石油は、必ず必要とされるものであるだけでなく、
中国やインドが台頭してくる際、もっと多量が求められるようになるでしょう。
しかし、金はどうか・・・?
資源関連は、石油だけにとどまることなく、
多様な資源を見ながら、包括的にチェックする癖をつけなければ、
投機の波に押し戻されてしまように思います。
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◇発行人/編集人
木下晃伸(きのしたてるのぶ)
(社団法人)日本証券アナリスト協会検定会員
株式会社きのしたてるのぶ事務所
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