このところ押されていた新興市場銘柄が底を打ってやっと反転モードに。
業績的に好調であっても結構売られていた。新興銘柄を売って資金がどこかに移動したかな?
理由はともかくとして調整が終わったと爺ちゃんは思う。
チャートを見ると大底圏特有のデーターが次々と出ている銘柄が多い。
まず出来高が激増した銘柄。ある銘柄などは通常の4倍も出来ていた。
日足RSIも10%台に落ち込んでいた。過去の出来高を見ると概ね8月頃に高値を付けている銘柄が多かった。
今から思うと素っ高値で買った人達の信用期日が近付いて処分売りが急増したと思われる。
信用取引の期日は6ヶ月間であるが、人間の不安心理は4ヶ月後辺りで頂点に達するようだ。
下げ続ける株価。年初来安値を更新する新興銘柄に投資していた人達の心境は、いかほどだったろう。
株価は相手方を如何に陥れるかの心理戦の性質を持つ。
ジリジリ安を4ヶ月間続けたら大抵の者は精神状態が異常を来たす。
不安心理が極度に高まった時、ドスン下げが来る。我先にと売りが殺到する。いわゆるセリングクライマックスが来る。
このバカ安値を狙って待機していると株っておもしろいと感じるよ。
その為にはいつもかつも株にさわらない事が肝要だ。毎日のように株を売買する人を見かけるが、疲れるだけだと爺ちゃんは思う。
獲物の大群が来るまで待っていれば疲れないし遊びにも行ける。
一年間の目標などは年に数回の取引で稼げるよ。株中毒と儲けは比例しないもんだよ。むふ