本日の市況

[ヒロろんさん]

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【１】今日の相場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎日経平均　　
１７８１８.９６（＋　１０.２１）△０.０６％

◎ＴＯＰＩＸ　　
１４２７.５０（＋　　６.２４）△０.４４％

◎売買高概算　　１６億２０６９万株
◎売買代金概算　　１兆３６７６億円
◎時価総額　　５１２兆９４９２億円

◎値上り銘柄数　１４２２　　　
◎（年初来）新高値　１００
◎値下り銘柄数　　３６２　　　
◎（年初来）新安値　　　５
◎変わらず　　　　　６８

◎騰落レシオ（２５日）　１０７.５６％

◎サイコロ（日経平均）　７勝５敗　●●○●●○○○○○●○　５８.３％

◎カイリ率（日経平均）　
２５日線比＋１.８６％　
７５日線比＋７.９９％

◎為替　　
（対ドル）　１２０.２０　　
（対ユーロ）１４６.７４

◎出来高上位

１.三井住友建＜１８２１＞　　
１４５円（＋ 　　８円）１４９,６６１千株

２.みずほ　　＜８４１１＞
２０３.３円（＋　１.０円）　９２,３２１千株

３.東京電力　＜９５０１＞　　
４８３円（＋　 ２４円）　７２,３１８千株

４.キムラタン＜８１０７＞　　　　
９円（±　　 ０円）　５３,８２０千株

５.ケネディク＜４３２１＞　　
５７２円（＋　 ３５円）　２６,２０１千株

◎売買代金上位 　 (円)

１.日経レバＥ＜１５７０＞
１３７６０円（＋ 　８０円）　５４,８１６百万

２.トヨタ自　＜７２０３＞　
７６９６円（＋ 　８５円）　４６,５２２百万

３.東京電力　＜９５０１＞　　
４８３円（＋　 ２４円）　３４,４７９百万

４.マーベラス＜７８４４＞　
１６７０円（＋　 １６円）　３０,７１０百万

５.ソフトＢＫ＜９９８４＞　
７３８５円（＋ 　１５円）　２２,５５４百万


◆相場概況

　外国証券の寄付前の注文状況・・・売り３５０万株　買い２９０万株

　本日から受け渡しベースで実質新年度入り相場となった東京マーケット。日経平均株価は前日比１０円（０．０６％）高の１万７８１８円で取引終了です。

　昨晩のＮＹ市場がクリスマスで休場となり、加えて１２月１７日から２４日まで立会日数５日間で日経平均株価が１０９８円と１０００円を超える上げを示現した後だけに手控え気分が強まり、ほぼ終日昨日の終値近辺である１万７８００円を中心にもみ合う展開での値動きとなっています。新年度相場入りで２０２０年の東京オリンピックに向けて施設整備などが本格的に動き出すとの期待が高まり、大成建設が年初来高値を更新するなど建設株の上昇が目立ちます。売買代金は概算で１兆３６７６億円、上海総合指数は８５ポイント（２．７％）の大幅高で３１５７です。尚、１２月期末配当落ち分の約２２円を即日で埋めています。

　業種別では、建設、不動産、海運、商社、電力ガスなどの上げが目立ちます。

　個別銘柄では、トンネルなど大型土木に定評の安藤ハザマが１５円高の７８９円、大成建設が２０円高の６８５円といずれも年初来高値更新。清水建設が１４円高の８３２円、大林組も１３円高の７８４円、鹿島も９円高の５０１円となるなど建設株が軒並み高となっています。

　本日から受渡しベースで実質的に新年度入りし、建設需要の高まりに期待した買いが入っています。２０２０年の東京オリンピックに向けて施設整備などが本格的に動き出すとの期待が高まっています。

　工業用ガス大手で燃料自動車向け水素ステーションを手掛ける大陽日酸が６６円高の１３５１円と値を飛ばしています。導入費が現在の半分で済む移動式水素スタンドを開発と報じられ、燃料電池車（ＦＣＶ）の普及とともに低コストの水素スタンドの需要が高まるとの思惑から買いが入っています。水素ステ
ーションの岩谷産業も２３円高の８０７円と値を上げています。

　業務用写真プリンタ世界一のノーリツ鋼機がストップ高、１００円高の６９７円となっています。ペン先製造の世界最大手テイボーを１５年１月末に買収すると報じられ、材料視した買いが集まっています。中堅投資ファンドのワイズパートナーズや日本政策投資銀行などからテイボー株を約３００億円で取得。テイボーは医療関連商品に事業を広げていることから、医療分野拡大への期待が高まっています。

　レオパレスが４２円高の７６８円と値を飛ばして年初来高値更新。来年１月からの相続増税の対策として賃貸住宅を経営する動きが増えるとの思惑があり、相続税対策として顧客拡大を期待した買いが入っています。

　東電が２４円高の４８３円と１０ヶ月ぶりの高値水準まで上昇、関西電力も４０円高の１１７４円、中部電力は３０．５円高の１４４０円となるなど電力株が軒並み高。電力６社が昨日に来年２月の電気・ガス料金を引き上げると発表したことが手掛かりとなっています。

　その他、東京ディズニーランド＆シーを運営するオリエンタルランドが２８５円高の２万８１９５円と３万円が視界に入っており、サイバーダインが１６５円高の３２１５円、東京都が今後５年間で都道１７２キロで電線の地中化に着手すると発表したことで沖電線が４４円高の３３０円、川崎汽船が８円高の
３２６円と年初来高値を更新しています。

　本日の新高値銘柄は、マルハニチロ、安藤ハザマ、大成建、銭高組、前田建、新日本空調、ビックカメラ、旭化成、東ソー、オリエンタルランド、理研ビタミン、クミアイ化学、ミネベア、川崎汽船、ＨＩＳ、ＴＡＳＡＫＩ・・・等々です。




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【２】主な材料　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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・法人税、２．５％超引き下げで最終調整　政府与党

・長期金利、０．３００％まで低下　史上最低を更新

・１１月の求人倍率、１．１２倍　２２年ぶり高水準

・１１月自動車生産、前年比１２％減　５カ月連続減

・鉱工業生産、１１月は前月比で３カ月ぶりマイナス

・消費支出、１１月２．５％減　８カ月連続マイナス

・現金給与、１１月１．５％減　９カ月ぶりマイナス

・１２月第３週の部門別動向、信託銀５週連続買越し

・ノーリツ鋼機、ペン先製造の世界大手テイボー買収




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【３】主な投資判断　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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［野村証券］
　据置き　　　Ａ
（9062）日本通運　570→ 700円

［三菱ＵＦＪＭＳ証券］
　据置き　　　Ｂ
（2389）オプト 　730→ 700円

　据置き　　　Ｂ
（6479）ミネベア　 1,530→ 1,900円

［みずほ証券］
　据置き　　　Ａ
（2809）キユーピー 　1,930→ 2,550円

［大和証券］
　据置き　　　Ａ
（6702）富士通　 1,070→ 1,060円

※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価