「STAP細胞はあります。私自身作成に200回以上成功しています。」
この発言を聞いた時 正直驚いた。なにに? その成功の回数にだ。
200回も成功すれば製造法は確定したものと同じだからだ。だが話を聞いて行くうちに疑問が沸いた。
再現できるか?との問いに「私なりのレシピがある」と答えた。 一瞬「えっ!?」と思った。
化学の再現は料理と違って個人的秘密性のレシピではない。研究ノートの通りに誰がでも再現できなければならない。「この人 本当に研究員なの?」と考えてしまった。
捏造疑惑に揺れた理研。再現実験が繰り返された。そして今日の結果発表。
「STAP細胞は存在しなかった」「再現できなかった」「ES細胞の混入と思われる」
ここまでなら「あ~そうだったのか」で終わるのだが 話は続く・・・
そして驚くべき言葉が・・「通常の混入とは考えられない多さだった」「故意に入れたとしか思えない」
唖然とする結果発表だった。
では混入させた人物はだれか? 「その特定は出来なかった」と会見は結ばれて終わった。
自殺者まで出したSTAP細胞問題。当人の小保方さんは欠席。反論も出来ずじまいで幕引きとなった。後味の悪い結末であった。