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【長期金利は過去最低更新】「国債買いすぎてヤヴァイかも…」

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読者の皆様メリークリスマスヾ(*´Д`*)ノ*+:.★МёЯЯУ X'маs☆.:+*ヾ(*´Д`*)ノ 

今日はクリスマスということで、海外の主要市場は完全休場となっており、各社のチャートもストップしております。また明日の早朝から再開となりますので、今日はまったりそれを待つことにしましょう。

そして、今日の相場のポイントということはないですが、いつものようなまとめと、今朝発表された日銀の金融政策決定会合の議事録についても簡単に解説しておきたいと思います。

追加緩和継続も財政規律への懸念が高まり… ある意味では予想通りといった感じなのかもしれませんが、ここにきて財政規律への問題意識が日銀メンバーにも高まってきたようですね。

詳しくは後ほどやっていくとして、まずは以下に今回の(日)日銀・金融政策決定会合議事要旨(11月18~19日分)発表内容を簡単にまとめておきたいと思います↓

■08:50(日)日銀・金融政策決定会合議事要旨
・本邦の金融環境は緩和した状態にある
・(景気について)基調的には緩やかな回復を継続
・(物価について)当面は現状の+1%程度で推移と予測
原油価格の下落が、消費者物価の下押し圧力として働く
・(反対派の一部は)政策運営の信認が損なわれる恐れから賛成へ
財政規律維持のメカニズムが損なわれるリスクに留意
まぁ最初のほうは特に目新しい話題はありません。異次元の緩和状態を維持してジャブジャブ、そういった努力の甲斐あってか基調的には経済が緩やかに回復しているらしいです・・・ヾ(・_・;)ホントウカ…

ただ、インフレ率については当面1%程度での推移という予測のほか、一部メンバーからは原油安の影響もあって1%台を割り込むのではといった指摘もありました。まぁやはり2%への道はいばらなんでしょうか。

また、10月末の会合で反対票を投じたメンバーのうちの何人かは直ちに拡大前に戻ると日銀の政策運営の信認が損なわれる恐れがある」と発言し、市場への悪影響を懸念して追加緩和策の継続に賛成したといった経緯もあったようですφ(゚Д゚ )フムフム…

これは今後の政策運営において、舵取りの難しさを意識させますね。本質的には反対といったニュアンスも含んでいるので、さらなる緩和へのハードルはそれなりに高そうです。

そして、一番の問題はやはり財政ファイナンスへの懸念が示されたことでしょう。発言したメンバーは『ある政策委員』とされてボカされていますが、日銀の大規模な金融緩和で長期金利が異常に低く抑えられていることから、金利の動きによって財政規律を維持するメカニズムが損なわれるリスクを「これまで以上に留意する必要がある」と指摘しています。

日銀はデフレ脱却に向けてマネタリーベースを2年で2倍にするとして、月に7兆円程度の国債を一般の金融機関から買い上げていますが、そのことによって日本の長期金利(10年債利回り)が史上最低を更新し、2年債に至ってはついにマイナス金利に突入しています。

専門家の間では、断定まではできないまでも、すでに財政ファイナンスの領域に踏み込んでいるのではないかといった指摘があります。

ちなみに財政ファイナンスとは、中央銀行(日本の場合は日銀)が、政府に対して資金をダイレクトでファイナンス(供給)するという意味です。

通常であれば、政府が発行する国債(国の借金)は一般の民間金融機関に買ってもらうことになりますが、財政ファイナンスの場合は中央銀行が直接買い上げることになります。

まぁ一般民間銀行は我々の預貯金などを使って国債を購入するため、購入額にも自ずと限界があるわけですが、中央銀行なら無限に買うことができちゃいますw

つまり、政府が無限の資金源を得てしまうことにもなるため、財政規律が崩壊して通貨への信用が無くなってしまい、ハイパーインフレに突入していくこともあります\(^o^)/オワタ

そりゃあ無限に借金できて無限にお金が使えるようになったら、そんなお金はお金として価値がないですからね。例えるなら、街角に1,000万円のブロック(通称レンガ)を積み上げて、ご自由にお持ちください状態といったところでしょうか。

↑財政ファイナンスになると、現金のレンガが街中に無造作に出現!?
こういったことにならないように、財政ファイナンスは先進国では禁止されています。もちろん日銀も、これに従って政府から直接国債を購入するようなことは行わず、あくまでも民間金融機関から買い上げていますが、額が額だけに財政ファイナンスに近いのではないかといった指摘が根強くありました。

そして、それについて日銀のメンバーからも懸念の声が上がったということですね。てなわけで、日本(円)がかなりヤヴァイ状態まで追い込まれつつあることは確かでしょう。

なので、今後は資産防衛のために外貨を購入するといったことも考えておいたほうが良いのかもしれません・・・。

関連記事:

う~ん、こうなってくると本当に日本円は大丈夫なのかといった感じが…

…続きはコチラから♪http://fxshufoo.blog.so-net.ne.jp/2014-12-25-1

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