本日は大安です。
= 一陽来復 =
寒さが厳しくなってきましたが、本日は冬が至ると書く「冬至」。「冬至」は一年中で昼が一番短く、夜が一番長くなる日ですが、この日を境に太陽が出ている時間が次第に長くなることから『一陽来復』(いちようらいふく)、「陰極まって陽に転ず日」と言われています。
辛いことや悪いことが終わり幸運がやって来る、すなわち、冬が去って春が訪れることを告げる日となります。
日本では、冬至に「ゆず湯」へ浸かる風習があります。「ゆず湯」には、風邪を防いで皮膚をすべすべにする効果がありますが、なぜ冬至にわざわざ「ゆず湯」なのでしょうか。不思議に思いますが、これは湯治(とうじ=お湯に浸かり病を治す)にかけているためで、柚子(ゆず)は融通(ゆうずう)が利くようにとの願いが込められているそうです。