週明けの月曜日は「冬至」です。冬至は年間を通して夜が一番長く昼が最も短い日。ずっと昔はこの日が一年の始まりと考えられており、世界各地に残る冬至祭は、太陽の力が最も弱まった日が無事過ぎ去り、太陽のよみがえりを祝う日でした。
異教徒の習俗を巧みに取り入れてきたキリスト教において、クリスマスの本来の起源もこの冬至祭にあると聞きます。
そんな時期かとカレンダーを見ますと、株式市場もあと6営業日を残すのみとなりました。
ところで、住友生命保険が先日、毎年恒例となっている「創作四字熟語」の優秀・入選作を発表しましたのでそのいくつかをご紹介したいと思います。
『日本低円』にほんていえん(日本庭園)
一時121円台半ばまで円下落、7年4カ月ぶり円安水準
『鮨屋会談』すしやかいだん(四谷怪談)
銀座の高級すし店「すきやばし次郎」で日米首脳会談
『危草千害』きそうせんがい(奇想天外)
危険ドラッグ吸引後の暴走事故相次ぐ
『蚊無安全』かないあんぜん(家内安全)
蚊を媒体にしたデング熱の感染広がる
『五八至十』ごはしじゅう(五八四十)
消費税が5%から8%に。そして10%へ
今年起こった出来事や世相をわずか4文字で表現しているのですが、いずれも秀作揃いで感心させられます。