雑談

ヒロろんさん
 大きく下押しした株式マーケット。昨日の日経平均株価の終値は1万6755円となっており、注目の騰落レシオは94%となっています。

 気になりますのは下値メドですが、この度の相場は10月17日のザラ場安値1万4529円を大底にして12月8日のザラ場高値1万8030円までほぼ一本調子で上昇しています。上げ幅は3501円に上り、それを的中率の高い黄金分割で計算しますと下値メドは1万6693円となります。

 そしてチャート上での窓埋め水準が1万6533円、下値支持線が1万6374円、75日移動平均線が1万6300円台に位置しており、オーバーシュートを勘案しますと大方1万6300円~1万6600円、この辺りがゾーンとしての下値メドと捉えることが出来ます。


 相場が下げてきますと誰でも面白くありませんが、それでも「上がってよし、下がってよし」。これが相場であり、下げてきますと「安く買える」ようになり、先を見据えて虎視眈々と安値買いを狙う、これが大きな投資の醍醐味となります。


 ところで、「美」しいという字は「羊」が「大」きいと書きますが、来年はその「美しい」に通じる「羊」年です。新年の相場に期待が膨らみますが、予めその新年相場における注目のテーマはザッと押さえておく必要があります。


 来年の相場に臨むに当たりましての注目のテーマとその関連有望銘柄をいくつかご紹介させて頂きます。ザッと見渡しただけでも美味しそうな銘柄はたくさんあります。


 一例を挙げますと『地方創生』。これは安倍政権が掲げる重要な政策であり、株式投資という観点からも見逃せないテーマとなります。地方経済を活性化させ、人口減少に歯止めをかけようというものです。その理念を定めた「地方創生法」が昨年11月に成立。来年4月には「統一地方選」が行われるため、これから具体的な振興策が次々と浮上してくることは容易に察することが出来ます。


 その地方創生を象徴するかのように、来年3月14日には北陸新幹線が開業します。現在の長野新幹線が金沢・富山へと延長されることで、例えば東京ー富山間の所要時間は3時間11分から2時間8分に1時間以上も短縮され、東京~金沢間は2時間30分程度で結ばれます。従いまして、観光・ビジネスの
流れが大きく変わる可能性があります。
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