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【リスク回避】ロシア緊急利上げ×原油暴落
ゆきママさん
投稿:2014/12/16 21:35
過ぎたるは、なお及ばざるが如し・・・というような言葉がピッタリの状況になってきていますね(*-ω-)(-ω-*)ﾈｰ
昨日の記事でも原油価格や株価には注意と書いていましたが、原油安に歯止めがかからず1バレル＝55ドル台まで下落しました。原油の値段が下がるということは、アメリカや日本といったエネルギー輸入・消費国にとってはプラスに作用すると言われていますが、やはり急激過ぎると反動も大きいです。
産油国はもちろんのこと、直接的に影響を受けるのはエネルギー企業の株価などですが、エネルギー関連事業全体で収益性が悪化するため、事業に投資していた会社やそういった企業の債券などといった間接的な関わりのあるモノ全てに影響してくるため、非常に大きな問題となりつつありますΣ( ´д｀;)ﾔｳﾞｧｲ
すでに一部の関連事業の債券はジャンク債（デフォルトリスクの高い債券）扱いになっているとのことなので、本当に世界経済にとって危機的状況になってしまうかもしれません。
また、この原油安からロシアルーブルが売られまくっていましたが、ついにロシア中央銀行が大幅利上げに動きました。
デフォルト以来、最大規模の緊急利上げへ！ ロシアが一気に6.5%の利上げを実施して、政策金利が17.0%に突入していますΣ(ﾟДﾟ;)ｴｰｯ! もう崩壊しちゃうのっていうレベルなんですけど・・・。だって、5年預けてれば2倍超ですよ。。。まぁ裏を返せば、崩壊レベルまでルーブル安が進んだということでもあるんですけどね。
ここ最近は原油安からロシアルーブルの下落が進んでおり、昨日の1日だけで10%を超える下落幅を記録しています。何故、原油価格が下落するとルーブルが売られるかといえば、答えは簡単、ロシアは税収の半分以上が石油・天然ガス関連のというほどに、エネルギー関連事業に依存しているからですね(;￣ω￣)ﾉ ｵｲｵｲ…
こういうところはロシアの弱さというか、1つの産業への依存度があまりに高すぎるため、ロシア経済全体が原油価格に大きく左右されてしまいます。まぁこの辺はFXでも同じですが、リスクを分散させることの重要性がよくわかります。
↑ルーブル・ドルのチャート。わずか1年でルーブルの価値は半分に…。
そんなわけで…
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